空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

某国首相の処理水放出批判について

2023-09-23 22:31:11 | ノート


ヤベーぐらいに周り見えてない」の明言されていない主語は勿論



 …中国でしょうね。
 


 とまあ。どうも中国の漁船が(まあ流石に買い手が少なくなったわけでしょうから)漁獲を控えただろうタイミングでコレだと。

 ううん? いや、だって発言者自身はソロモン諸島の首相さんでしょう? という声もあろうけれど



 …ここ最近、ものすごい勢いで大陸中国と関係を深くしている国ということで、これも友好国からの協力のお願いがあってのこと、と見るのが上掲のtwitter/Xの諸発言の意味するところであろうと。…ソロモン諸島の外交についてのメモは、私はあまりblogに挙げていなかったけれど、検索すれば1件はでてくる。

 追加のメモも挙げておきましょう。

日経新聞 ソロモン諸島、すべての軍艦寄港を停止 中国に一層傾斜 2022年9月5日 15:50

ソロモン諸島が中国寄りの姿勢をさらに強めている。8月には米国の巡視船の寄港を認めず、その後にはすべての国に軍艦寄港を見合わせるよう要請したと発表した。米やオーストラリアは専制色を強めるソガバレ首相に懸念を募らせており、外交関係者からは「中国を利する動きが増えている」との声が上がる

公益財団法人 日本国際問題研究所 国問研戦略コメント(2022-08)ソロモン諸島と中国との「安全保障協定」の締結 2022-05-12
遠山茂(元駐ソロモン国特命全権大使/日中歴史共同研究事務局長)

南太平洋に位置するソロモン諸島は2019年9月に台湾と断交の上、中国との国交を樹立した。その後、両国間では各分野での関係が急速に進展しているが、2022年4月には両国間で「安全保障協定」が締結され、同地域に利害関係を有する日米豪ニュージーランド等の関係各国(以下「関係各国」)からは中国の軍事的な進出の足掛かりになり得る動きとして強い懸念が示された

 以下略。
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