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空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

ジビエ、屠殺、暴力の隠蔽テーマ

2018-03-28 23:41:03 | 本・論文・研究メモ
 講義用の勉強メモでもあり、次年度発表・論文に関わる基礎調査でもある。

ざざむし。 アナグマをバラして食べてみた 2015年11月16日

やっぱり恒温動物相手となると、何か感覚が違うんですよ。
そこにはの光景をひた隠しにする体質など、やっぱり日本の食育に問題があるんじゃないかと思う訳で


皆さんが普通に食べている卵ですら、その生産工程では不要なオスは破棄されています

 普段の我々の「綺麗な」世界の背後には、そういう場面が隠れているのである。

Wikipedia日本語版 

主に、動物の生命を絶ち食肉に加工する上で発生する血液や食品廃材といった副生成物(産業廃棄物)の処理や、あるいは食糧生産や環境に対する衛生面での配慮、加えて「殺害する」という面での倫理的な不快感といった事情にも絡んでの分業化・一元化であるが、特に宗教などの食のタブーといった理由から、特定の処置が食料生産に求められる地域では、一種の宗教的な施設であるという側面も持つ

日本国内における牛馬のは、その歴史的な経緯から不浄な行いというイメージも付きまとい、そこには食用家畜を単なる消費という、他の肉食文化では日常の延長に存在した行為として位置づけられず、専ら被差別階級の人々が行ってきたことという解釈がなされることが多い

しかし、その日本でも更に歴史を紐解けば、いわゆる生贄なども含め儀礼における祝いをあらわす「祝(はふり,ほふり,ほうり)」という語句と、「屠る(ほふる)」ないし「屠り(ほふり)」という語句は語源が同じという説もあり」「もともとは犠牲を供して穢れ祓い清める役割の人物が行っていた。つまり神職及びそれに近い役割の人々が行っていたと思われる

 このページには競走馬についてのメモがあり、米国でそれなりに有力だった競走馬がのちに”単にされた”ことに対するショックについて言及がある。この点、主観的な・心理的な距離感に関わるので、関連:

牛肉業者のリンチ殺人に終身刑(2018-03-22)」
カミツキガメの生餌に子犬を(2018-03-16)」

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