環境問題：中国Hebeiの酸性汚水池放置の件

BBC China Blog Chinese anger over 'acid pollution' images By Beijing bureau 26 Apr 2017

　中国北部、空中写真が示した農村地帯のなかに突如変色しまくった池たちが集中している、工業汚染のザマがおおいに話題になったと報じるもの。初期的調査はしたとかで、汚水はえらいこと酸性だったとか。数年にわたりこのザマだったようで、ということで地下水も汚染されているだろうね、とのこと。

　…でまあ、これが、一件ならともかく、三件もあったというので…。

　一応、Tianjingのほう（小さめのやつ）は、当局が7月末までに片づけます、と宣言したとはある。
　さらにHebeiのほうは、主たる容疑者はすでに2013年に逮捕済みだという。ところで今年は2017年である。ということは、すくなくとも丸三年のあいだ、地下に染み込みきらないほどのごっつい汚染物質がぞろりとたまっていますね、ということでもあり。2013年段階で十二分に逮捕案件だったくらい、永年、たまり続けているというわけでもあり。

　割といろいろ、詰みましたね、感。

「Environment Minister Chen Jining said water samples found 36.3% of heavy polluting industries' land and the surrounding soil did not meet government standards, according to a report by South China Morning Post」

　延々と言われ続けてはいることであり。
　中華の諸力の脅威はあまりにも明白なのだが、彼ら自身が自らに対して脅威たるものを作り上げてもいるので、困ったことではある。