朝日新聞 新潟知事選「他党と交わるな」 民進が流した不信の文書 別宮潤一2018年8月2日10時34分
「6月10日投開票の新潟県知事選が告示される2日前。民進党県連(現・国民民主党県連)が地方議員らに「連合新潟との合意・確認事項」と題したA4判2枚の文書を流した」
「文書は、社民党、共産党などの政党や立憲民主党の国会議員と交わらないよう指示する内容だった」
「作成に関与した県議は、「共産党は自党のために選挙をしようとしていた」。他党に支持者を奪われることを心配したという」
…まあ、党であるからにはそれなりにひとりよがりな運動をする面があろうが、各プレイヤーはどこまでで妥協できなくなるのか、またどこまで許容すべきものか。「相手の財布に手を突っ込む」ようなまねは不可だろうが、どれがそう見做されるものか、と。この点からいえば、党員を奪取するのは明確にアウトだろうが。しかし地方議員レベルで連絡不可、といわれたら、保護・確保すべき支持者に連絡役を担わせるのか。それはそれで問題が。
関連:「新潟県・県知事選挙周辺(2018-06-04)」
関連:「すいません、そういう選挙は数ヶ月前にあって、お宅さんたちは負けてるはずなんですよ(2018-06-05)」
関連:「ひどいヘイト発言:新潟知事選(2018-06-09)」
関連:「新潟知事選:園児に特定候補の応援メッセージを書かせる暴挙(2018-06-09)」
関連:「新潟・知事選:いつか見たような経過を辿りつつあり(2018-06-10)」
関連:「新潟・知事選:twitter記事散見(2018-06-10)」
「こまっちゃうのは、「野党支持層をほぼ完全に固めたうえ、無党派層の6割ほどまでの支持を受けてもなお接戦に留まる」ところなのだ」
関連:「新潟知事選・地元メ デ イ アの調査を主張する向きの存在など(2018-06-11)」
関連:「新潟知事選:園児に応援させた池田ちかこ陣営の自己批判に期待 ほか(2018-06-12)」
関連:「支持率・投票行動をパーセンテージで見てみると(2018-06-22)」
「いつも繰り返す辛い現実だが、野党連合は勝てない。
今回の例の場合、自民支持が37%、その80%近くが自民系候補(花角氏)に投票した―ということは、この時点で既に全体の30%の投票を集めたことになる。
対する候補は、立民支持13%を90%固めても、わずかに全体の11.7%に過ぎない。無党派層(35%)の60%から支持を受けたとしても(全体の21%)、併せて32.7%。これで自民支持層による自民系候補の得票率を凌駕するが―
―その凌駕分は公明党支持層(全体の3%が8割固められるとして)の投票(2.4%)で概ねカバーできてしまう(この時点で自民系は30+2.4=32.4%)。無党派層(35%)の40%程度を固めただけで全体の14%に達し、占有率はこれで46.4%に達する。
従って、野党側の勝利のための条件はa) 無党派層の全てを我がほうに引き寄せる、という無茶なものになるか、b) 自民支持層の相当部分を剥落させ、我がほうに引き入れる、なんてものにならざるを得まい」
こういう現実を無視して自派以外の人々に対しては「安倍に騙されているんだ」一本槍で、かつうちわもめしてたら、そりゃあ勝てないわな。
「6月10日投開票の新潟県知事選が告示される2日前。民進党県連(現・国民民主党県連)が地方議員らに「連合新潟との合意・確認事項」と題したA4判2枚の文書を流した」
「文書は、社民党、共産党などの政党や立憲民主党の国会議員と交わらないよう指示する内容だった」
「作成に関与した県議は、「共産党は自党のために選挙をしようとしていた」。他党に支持者を奪われることを心配したという」
…まあ、党であるからにはそれなりにひとりよがりな運動をする面があろうが、各プレイヤーはどこまでで妥協できなくなるのか、またどこまで許容すべきものか。「相手の財布に手を突っ込む」ようなまねは不可だろうが、どれがそう見做されるものか、と。この点からいえば、党員を奪取するのは明確にアウトだろうが。しかし地方議員レベルで連絡不可、といわれたら、保護・確保すべき支持者に連絡役を担わせるのか。それはそれで問題が。
関連:「新潟県・県知事選挙周辺(2018-06-04)」
関連:「すいません、そういう選挙は数ヶ月前にあって、お宅さんたちは負けてるはずなんですよ(2018-06-05)」
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関連:「新潟・知事選:いつか見たような経過を辿りつつあり(2018-06-10)」
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「こまっちゃうのは、「野党支持層をほぼ完全に固めたうえ、無党派層の6割ほどまでの支持を受けてもなお接戦に留まる」ところなのだ」
関連:「新潟知事選・地元メ デ イ アの調査を主張する向きの存在など(2018-06-11)」
関連:「新潟知事選:園児に応援させた池田ちかこ陣営の自己批判に期待 ほか(2018-06-12)」
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「いつも繰り返す辛い現実だが、野党連合は勝てない。
今回の例の場合、自民支持が37%、その80%近くが自民系候補(花角氏)に投票した―ということは、この時点で既に全体の30%の投票を集めたことになる。
対する候補は、立民支持13%を90%固めても、わずかに全体の11.7%に過ぎない。無党派層(35%)の60%から支持を受けたとしても(全体の21%)、併せて32.7%。これで自民支持層による自民系候補の得票率を凌駕するが―
―その凌駕分は公明党支持層(全体の3%が8割固められるとして)の投票(2.4%)で概ねカバーできてしまう(この時点で自民系は30+2.4=32.4%)。無党派層(35%)の40%程度を固めただけで全体の14%に達し、占有率はこれで46.4%に達する。
従って、野党側の勝利のための条件はa) 無党派層の全てを我がほうに引き寄せる、という無茶なものになるか、b) 自民支持層の相当部分を剥落させ、我がほうに引き入れる、なんてものにならざるを得まい」
こういう現実を無視して自派以外の人々に対しては「安倍に騙されているんだ」一本槍で、かつうちわもめしてたら、そりゃあ勝てないわな。
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