空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

汚染土対策のお話続き(新規情報についてはもにょる)

2013-05-09 00:36:26 | Weblog
空野雑報「何か確認するポイント等ありましたら@robo7c7c」2011-08-03
空野雑報「robo氏あて2」2011-08-03
空野雑報「福島民報「バクテリアの除染に効果」記事について」2011-08-04
空野雑報「田崎氏の飯舘調査の件」2011-08-09
空野雑報「田崎和江(金沢大名誉教授)の飯館調査の件。新着記事」2011-08-31
空野雑報「田崎和江(金沢大名誉教授)他「東日本大震災における空間ベータ線測定」」2012-03-13

 以上の記事の続き。

 当時「地球科学」の必要な論文は―本誌の発行が遅れたか―見ることができなかった。また,発行されたらされたで,しばらくは定額アクセス対象だったりして―まあ,わざわざお金かけてまで見ることもあるまいとか思って(いや勤務先から読めばいいことだが)放置していた。

togetter 飯舘村の土を使ったイネの栽培実験がなぜ金沢で?と思ったら「バクテリアによる放射性物質分解」説が再燃していた

 これの更新部分を見たりすると,どーも田崎先生はあっちの世界に行っちゃった人のようなのであるが,さあ実際のところはどうなんであろう。

 そこで『地球科学』の目次を見たのだが―
 …どうも『地学教育と科学運動』誌(最近の掲載物について,Cinii検索)に活動場所を移されたようで,『地球科学』には掲載がない。

 togetterのまとめを見ても,結局,現時点では「論文書くって話だけどどうなったんだろう」「美味しんぼには田崎がでるかも」「(怪しげな話になったから)田崎もでるんじゃないか」という程度の言及で,実際のところは本人にかかわる新情報は見ない様子。

 可能性としては,
1) 本格的に田崎氏がぶっ飛んでしまった
・この場合,活動場所が変わったことに一定の説明を与える―『地球科学』では扱えない論題をやっちゃった,ということで「既にいない人」扱いをされたのだと理解する可能性がある。
 しかし
・その場合,『地学教育と科学運動』誌掲載の文章が割とまともであること(学術的水準という意味では,ともあれ)と整合性が取れない。
 また,本格的にぶっ飛んでしまった場合,
・もっと露出は多くてしかるべきではないか。
 アレな話に喜んでお金を出してくれる向きはいるわけである。アレな単行本でも,アレな論考でもさくさく書いて小銭稼ぎすればよろしい。

 …そうなっていないのは

2) 実はアレになっちゃったのだが,周りがよってたかってアレになっちゃった先生を隠蔽している
・そこまでの大物なんでしょうか。そんな配慮を,まあお弟子さん方はともかく,新聞社とかそのほか,いろんなものにさせるほど―隠蔽の片棒担ぎさせるほど,秘密があるんでしょうか。
 その割には,小論文を発表したりベトナム行ってきたり,そこそこ真っ当な事業を展開しようとしてらっしゃるようでね。

 そこで

3) ほとぼりが冷めるまで,当該の話題には頑として触れないことと決意した
・なのでベトナムだのの大気ないし水の調査,汚染対策に「専念」している

 うんまあ,情報が少なすぎるのですよねー。
 ネタとして言及される程度で,ご本人は―超地味ながら,老後に社会貢献に取り組む姿というところ。よし,もし一時あちらの世界に行きかけたのだとしても,戻ってくるだけの理性を保っているもののように思うのだが。

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