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てらまち・ねっと



 朝日新聞の県内版の連載も12月5日が3回目。
 今回は、最高に面白い「ヤマイモのパイプ栽培」について触れました。

 昨日 会った人が「とっても面白い」と言ってくれて、 ホッ 
 やっぱり、「つまらん」といわれるとショックだもんね。

 で、実際の今年、「初めて作った自然薯」の収穫の様子は、明日かあさってにはこのブログで写真入で紹介します。 ⇒ 12月8日のブログ 自然薯をほりました

  朝日新聞・岐阜版 ⇒ いきいきセカンドステージ

 地域に軸足を移して暮らしを充実させたい熟年世代に発信するコラムです。園芸や有機農業に詳しい山県市議の寺町知正さん、「団塊の世代」の社会貢献や健康づくりを後押しするNPO理事長の中島幸雄さんが交代で執筆します


   2007年12月05日 パイプ栽培 楽しく手軽 【寺町 知正さん】 
(写真をクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)

 粘るイモを二十数年前から作っている。

 このイモの仲間は、中長や扇形のヤマトイモ類、球形のマルイモ類、細長いヤマイモ類。ヤマイモは、大ざっぱに言えば3タイプある。
 山野に自生する本物のジネンジョ、粘りが比較的少なく最も商品化されているナガイモ、両者の中間的な形や性質のヤマイモだ。
 私は長年、ヤマイモを主体に作ってきたが、掘り出すのが大変だ。スコップの長さほどにも伸びていたら、真冬でも汗が出る。

 3年前の春、水道管を細工したような灰色のパイプを見かけた。想像をかき立てる形状。作り方を調べた。長さ1メートル以上のパイプをゆるく斜めに埋めるから収穫しやすい、その発想と理屈に驚嘆した。
 さっそく植え付け、年末に初めて掘ってみたら、なんと手軽で楽しいこと。長さ1メートル前後のイモがスッ、スッと掘れる。パイプ栽培にはまった。

 今年はジネンジョの種イモを通信販売で60本も手に入れ、植え付けた。先日、試しに掘ってみた。数本のつもりがホイホイワクワク楽しいから、続けて15本も抜き出してしまった。もちろん、味は絶品だ。
 畑の仕事は、作付けも収穫も楽しい。中でも、この「ヤマイモのパイプ栽培」なら、収穫の喜びも最高級だ。この横に長く作る山芋は、やせた畑でもどこでもできそうだし、農の暮らしにメリハリを付けるには持ってこいだ。

 ヤマイモ類の植え付け適期は春の桜の花が咲く頃。この連載が続いていれば、その時期に改めて作り方のカンどころや妙味を紹介したい。
 ともかく、楽しみは待つものではなく、自らつくり出すもの、というのが私の持論だ。

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