私がタイに行き初めて、丁度10年が経ちました。その当時と変わったことが、いくつかあります。その一つが「傘」です。
初めてタイに足を踏み入れた時は7月の雨期でした。この時期夕方になると、30分ほど激しい雷雨が降ります。その時市民はビルの中や軒先で雨宿りをするのですが、中には濡れながら平然と歩いている人もいました。実は、この当時殆どの市民は傘を持っていませんでした。
これは冗談ではありません。雨期を除けば、雨が降ること自体が珍しかったのです。
ところが、ここ数年は、地球温暖化の影響で雨が降る日が増えてきました。それに合わせて、傘を持ち歩く市民の姿を見かけるようになりました。BTSの駅構内でも傘を売るようになりました。