ミャンマーから帰国した後に読んだ「ミャンマーいま、いちばん知りたい国」(中村羊一郎著、東京新聞社刊)に、「私が初めてヤンゴンに来たのは1994年である。当時のミンガラドン空港(現在はヤンゴン国際空港)を出て、最初にびっくりしたのは、女性が顔に白い物を塗りたくっていることだった。おたふく風邪でもはやっているのかしらと同情したのだが、じつはこれがタナカという化粧だった。(中略)あれから十数年を経て、雰囲気はずいぶん違ってきた。昔は見られなかった若い男女が手をつないで歩く姿も珍しくなくなったし…」の記述がありました。確かにその光景を何度か見ました。
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