私が居住する横浜市の図書館は他の自治体に比べ図書館の運営体制が進んでいます。現在ではネットで市内全ての図書館の書籍が検索・予約が可能です。さらに、自宅最寄りの図書館・取次サービス所まで転送してもらえます(当然返却も)。
今日も予約したものが図書館に届いたメールがきたので借りにいきました。戻るときにあるものを見て「いったいいつになったら」と感じました。それは予約書籍の多さです。予約件数は市内全域の数字だと思います。貸出期間は2週間、延長期間は1週間となっています。
かつて、朝の通勤電車では、新聞・本を読んでいる人の姿を多く見かけました。今は新聞・本がスマホにかわってしまいました。それを象徴するのが下の新聞記事です。ある大学教授は「国力の低下につながる」とまで論評していました。私もこれに近い意見を持っています。
長時間のスマホ利用も一因にあるようですが、そもそもは集中力が続かないことにあります。これには食生活が起因しています。若年層は、噛む力を必要としない食品、塩分が多いスナック菓子で育ってきました。これが脳の発達に悪影響を与えています。よく鉄道駅のホームで「うんこ座り」をしている若い人をみかけます。これは短い時間でも「待つ=集中力」ことができないからです。
9月21日(土)新聞の朝刊はMLBナショナル・リーグ西地区ロサンゼルス・ドジャーズに所属する大谷翔平選手の「50本塁打・50盗塁」の偉業を伝える記事で溢れていました(読売新聞と日本経済新聞がそうだったので他紙も同様と思いました)。
読売新聞は社説と1面コラムで偉業を称えました。
日本経済新聞の1面コラムで引用されたのは野球漫画「巨人の星」でした。私はリアルでこの作品を読みました。主人公星飛雄馬が「大リーグボール養成キプス」を装着する姿は衝撃でした。