2013年9月、タイのメーソートからミャンマーのミャワディに入りました。タイとミャンマーの国境に流れるモエイ川、そこに架かる橋は「アジアハイウェイ1号線(AH1)」でした。
タイのバンコクなどで働くミャンマー人の多くが、ここからタイに入国すると聞きました。AH1から一歩奥に入った路地は未舗装でしたが、そこは生活感が漂う一帯でした。
今、この街が世界の注目を浴びています。1つは連日新聞・テレビなどで報道されている中国人の詐欺集団。
もう一つは、クーデター後の内戦によって発生した難民がモエイ川を渡ってタイに逃げています。今やタイはカンボジア、ラオス、そしてミャンマーからの難民を受け入れる「移民大国」となっています。