いやっほ~!、10日ぶりぐらいのライドを昨日してきました。それもおニューなDuster Steelで。
Duster Steelのニューフレームは、先日の日記で紹介したようにすべてのチューブが細くなっています。Charge Bikes曰く「Skinny」。ほんとに細い。ダウンチューブなんかシートチューブより細い感じ。
僕から見ると、80年代に乗っていたクロモリフレームはまさにこんな感じだったので違和感はないのですが、前モデルのチューブの太さに伴うフレームの剛性感は、サスペンションフォーク、ホイール、すべてがオーバーサイズ化、高剛性化した現在の状況に見合っていると思っていたし、実際にライドしてもその印象を強く受け、Duster独特の加速感あるしなりがすごくマッチしていたので、あえて細くした理由をすごく知りたかった。
で、昨日半日山の中をライドしてわかりました。コレ、進化してました。少なくとも僕にはそう感じられました。フレーム重量が軽くなったおかげなのか、ペダリングが軽い。特に山の中で一番使う低速から中速域。前モデルよりもBB回りに粘りみたいのが出て、ペダリングで生まれたパワーをいったんその粘りでフレームに留めて、それをキュワンという感じで推進力に変換しているような感じで、このあたりのフィーリングは前モデルと全然違います。
ハンドリングやバランスの良さは前モデルそのまま。いや、コーナーリング性能はアップしていた。これも80年代のPRESTIGEで味わえた、微サス(チョイサス)感覚で、フレームのしなりを利用してコーナーで踏ん張ってくれて、しかも切り返しがスムーズに決まる感じ。いや~なつかしい、そして楽しい!そう、マウンテンバイクを山で乗って「楽しい~!」と感動できるなにかをこのバイクは持っています。
9mmクイックのフォーク、あえてノーマルサイズのステム&ハンドルバーなど、15QRやオーバーサイズの高剛性に慣れた身体にはフワフワしている感じでしたが、逆にこれもありと思えました。シュパーン!、ズバッ!と走るバイクではなく、フワン、フワンと力を抜いて流れるように走る、走れるバイクだと思いました。
昨日も、飛ぶところは飛ぶ、ドロップオフなんかも普段のバイクのようにしてみたのですが、その時も剛性不足や「ワダの体重でこのフレームは大丈夫なのか??」という心配も無用でした。まったく不足しているところが無かったもん。ただのSkinnyではありません。しっかり現代に生きているしたたかさを兼ね備えています。
ということで、昨日のライドは(も)もちろん発病!、やばい!また私情車か??
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