昨日はふじてんでKONA、ルイガノをはじめとするAKIコーポレーションさんとJAMIS、KTMのニューモデル展示、試乗会に行ってきました。100台以上のニューモデルを見ながら試乗もできるなんて贅沢!。やっぱり乗ってみないとそのバイクの性格はわかりません。こういう展示会ならウエルカム!。他のメーカーさんもぜひやってほしいです。会場には多くのマウンテンバイク大好きなショップ店長さんたちが来てましたよ。
 KONAの2014モデルもキーワードはやっぱり27.5です。そしてエンデューロ。というわけで、フルサスバイク、ハードテイルで気になるモデルはすべて試乗してきました。エンデューロカテゴリーとしては、PROCESSがやっぱりすごかったし、コントローラブルで楽しかった。PROCESSはトラベル量が134mmと153mm、そして29erで111mmがあります。KONAらしい、バイクの挙動がわかりやすい性格、そして安定感のあるライドができました。そして写真はPRECEPT DELUXE(193,000円)。PROCESSの弟分的なバイクで20万円を切ってます。ちなみに通常のPRECEPTは158,000円!。TANUKIの後継機種ともみてとれますが、性格はPROCESSに近く、ビックリするぐらい軽快でした。シングルトラックでの取り回しもよかった。この性能で20万円以下は魅力的だと思いました。ハードテイルモデルでは27.5になって再登場したEXPROSIF。レイノルズのクロモリフレームのシングルトラックバイクです。すんごいかっこよかったし、乗ったら乗ったでヒュヒュヒュ~ンという感じでした。

 ここのところ、いろいろなブランドのニューモデルを乗っていますが、最近思うことは「どのバイクもいい!」ということ。ほんとにどの試乗したバイクもよくできているし、乗って楽しいです。だからバイクを選ぶときのポイントとなるのは「見た目が気に入った」「惚れた」でもいいわけだと思います。実際、ワダも大体そうだし(笑)。スペックうんぬんよりも、「これはヤバいでしょ!、乗ってみたいでしょ!」と思わせるような外観、オーラ。大切だと思いません?
 そして、バイクの性格、それぞれのお客様の志向を考慮しながら、適切なアドバイスをさせていただき、その後のさまざまな面でサポートをすることがマウンテンバイクプロショップの使命だと思っています。でも、なんだかんだ言って「乗りたいバイクに乗るのが一番」ですね。

 試乗会後にFRG店長ズ5名&THと付近のトレイルで夕方までライドしました。流れるようなトレイン、流れるようなトレイル、気持ちいい空気、完全な一体感。ニッポンでもマウンテンバイクは心底楽しめるし、実際に楽しいんだ!。みんなでこの空気感を広めていきたいです。