そしてSANTA CRUZグリップの登場!

 全部で9色。きれいなカラーが多い!

 ロックオンタイプで、価格は2,100円(税別)とお手頃。

 お店にサンプルあります。しっくり感がなっかなかいいですよ!


 SANTA CRUZからいよいよカーボンハンドルバーがリリースされます!

 幅760mm、ライズ20mm、バックスウイープ9°、ハンドルバークランプ径は最新の35mm、重量185g。

 これと、幅800mm、ライズ20mm、バックスウイープ9°、ハンドルバークランプ径35mm、重量200gのダウンヒル向け。

 あとは幅720と760mm、ライズ7mm、バックスウイープ9°、ハンドルバークランプ31.8mm、重量176-182gのフラットバー。

 すべてステルスタイプのロゴになっていて精悍な感じ。手に持って握った感触はしっくりきました。

 35mmハンドルバークランプは確実に増えていますね。

 RACEFACEにもたくさんラインナップされていたし、EASTONもそうだし。

 先日ふじてんで会った永田隼也も使っていましたが、感想をきいたところ、最初はがっちがちに硬く感じたけど、慣れてきたら逆にがっしりしていてバイクが扱いやすくなった、そうです。

 フレーム、フォークなどのオーバーサイズ化で剛性アップしたステアリングまわりの最後に残されている場所ですからね。


 トレイストアでもオーナーが多いBRONSONも新色が。

 ブラックにマジェンダ。いいですね!
 
 がっしりとした走りと、軽さを求めるならこれ!


 そしてSANTA CRUZ、ROCKY MOUNTAIN、TROY LEE DESIGNS、SDG SADDLE、そのた多くのブランドを取り扱っているエイアンドエフの展示会へ。実はこっちの会場にシマノより先におじゃましてきました。かなりフライング気味で。よくある開始時間を間違えたってやつです。なので、ゆっくりとみることができました。スタッフのみなさんにはご迷惑をかけてしまいましたが。

 トレイルストアにもある新型のNOMADが完成車で展示してありました。もう、ダメですね。これみちゃったら。かっこよすぎ。頭の中には自然と大きな山を走っている姿が浮かんできました。

 どんな乗り物でも、かっこいい、優れていそうな乗り物って、それに気持ちよく乗っているところがたやすくイメージできるじゃないですが。このバイク、まさにそれ。

 ほかのメーカーもそうだけど、エンデューロカテゴリーのバイクはどんどん進化していくんじゃないかな。でも、本物は古びたり、すたれたりしません。このバイクは本物、こんなバイクを生み出すSANTA CRUZは本物だと思います。

 それにしても、カッコよかった。


 続いて、シマノの展示会の下の会議室ではコメンサルの展示会が行われていたのでおじゃましてきました。

 フルサスペンションオールマウンテン、そしてトレイルモデルのMETA。2015よりサスペンションのシステム自体はそのままで、シンプルに、軽量になってフルモデルチェンジしてきました。

 META ORIGINと呼ばれるシリーズ。いや~、すごく軽くなっていてびっくりした。

 特にMETA TRAIL ORIGIN。フォークはX-FUSION VELVET O2。結構軽くてなかなかいいフォークですが、フレームが負けてないというか重量バランスがよかった。

 そしてMETAシリーズのハードテイルたち。

 コメンサルのダウンヒルライダー、阿藤くんと展示会場で話していたんだけど、阿藤くんいわく「一台でいろんな遊びができて、いろんな可能性を持ったバイクってなかなかないですよね」。

 ワダもそう思います。付け加えるなら手頃な価格で、しっかりしていて、テクニックの練習もできて、下りも登りもこなせて、どこに持って行っても一応走れちゃう。そんなバイク。

 METAのハードテイルって、まさにそんなバイクだと思います。

 フォークのトラベル別、フレームの素材別に、METAのハードテイルだけで6モデルもあるっていうのもすごい。そしてフレーム単体販売まで。このメーカー、そして代理店の方がどれだけマウンテンバイク好きかわかりますよね。

 ポップなカラーがあり、ブラックがあり、ウキウキするようなバイクがいっぱいでした。


 昨日は展示会シーズンの山場その2でした。

 まずはシマノです。

 シマノといえば、いよいよなXTRのニューモデルの発表!。注目のDi2の初お披露目です。

 ショー会場入り口正面にどど~んとXTRコーナーが。ここのところずっと、ずっと正面はロード系だったので、久しぶりにマウンテンバイク来たッ!という感じ。

 XTR Di2。ありました。ありましたが、展示のみ。試乗ができない。残念。

 シマノの開発の方を捕まえて、根掘り葉掘りたくさん質問してきました。

 まず、みなさん気になるリリース時期。

 遅れに遅れているようで、現在のところ来年2月リリース予定だそうです。てっきり11月ぐらいにはリリースかと思っていたので非常に残念。ショーに展示してあったモデルも、「これしかないんです」とのこと。契約選手が使っているものはまだプロトタイプだそうです。

 価格は発表されているのですが、クランク、前後のディレーラー、シフトレバー、ディスプレー(ハンドルに固定します/制御装置になります)、スプロケット、エレクトリックケーブル類、チェーン、バッテリー、バッテリーチャージャーなどドライブ系すべてで約28~29万円ぐらい。

 新型XTRに対するシマノの意気込みはすごく、現行のM98シリーズとは別物と考えていいと思います。その一つに、ロードバイク用の最高峰コンポであるDURA ACEと同じように、9000番のモデル名にして、現行との差別化を名称でもしています。

 ロードバイクでは実証されている変速系統の電動化。変速するという行為のストレスが確実に減少して、ライドに集中できます。これだけでも大きなメリット。

 いろいろ聞きましたよ。


 ワ:バッテリーはボトル台座に固定する(長い円筒形)ものだけど、台座がないフレームにはどうやって固定するんですか?

 シ:ボトル台座に固定するバッテリーのほか、ロードと同じようにシートポストに内蔵するタイプ(対応シートポストに限ります)、フォークのステアリングコラム内に収めるタイプがあって、どれかを使えばいいので、ほとんどのバイクには対応していると思います。

 ワ:ボトル台座が無い、シートポストはドロッパー使っている、ステアリングコラムは下側にカバーがかぶせてあったりして内蔵できない。その時は?

 シ:う~ん、ロードの方ですと、サドルバッグにバッテリーを入れちゃうとか、なにかしらバッグをフレーに取り付けてそこのバッテリーを入れておくことをやっている方もいますが。。。

 ワ:要は工夫しろってことですね。

 ワ:シフトレバーの仕組みを教えてください。

 シ:通常のシフトレバーと操作法は一緒です。ロードのDi2よりは、シフトミスをなくすために若干操作感を強めてあって、誤作動を少なくしています。また、I-SPECタイプは現在のシフトレバーだと奥行きの調整のみできたのですが、新たに縦方向の調整もできるようになります。
(展示車には「触らないでください」のプレートがありましたが、スタッフの前で触っちゃいました。う~ん、納得)

 ワ:前後のディレーラーが連動して、最適のギアレシオを選択してくれる機能があるって聞いたんですけど。

 シ:はい、シフトアップやシフトダウンしたとき滑らかな曲線を描くようなギアレシオを前後が連動して選択していきます。プログラムを変更することによって(パソコンに接続するとできる)、右シフトレバーのみで、前3段、後11段を滑らかなシフトチェンジもできるんですよ。

 ワ:それはいい!。ということは、シフトレバーは、右側だけでもいいってことですよね。

 シ:そうですね。

 ワ:ディスプレーが不恰好な気がするんだけど、これは無しに使うことはできますか?

 シ:いや、ロードでいうジャンクションの役割を果たしているのでこれがないとシステムが動きません。

 ワ:そうなんだ。ディスプレーには何が表示されるんですか?

 シ:バッテリー残量、変速モード(シンクロ/マルチ)、変速ポジションなどです。またFOXのi-CTD(電動リモートによるCTD機能)と連動して、モードを表示することもできます。将来的にはD.O.S.S.(可変シートポスト)が電動になったら対応するんじゃないかと思います。

 ワ:・・・・・早く、早く欲しいんですが・・・・。

 シ:ごめんなさい。がんばります。

 このほかにもクランクやブレーキのことをいろいろ聞いてきました。

 いずれにせよ、新型XTR、、ヤバいです。Di2、相当ヤバいです。早く実際に使ってみたいです。