使い込まれたシールドベアリング。


 ハブに使われていたモノですが、指で回転させると、抵抗感とザラッというよりズルッとした感触。


 これがさらに進行するとザラッ、ゴリゴリ、最終的には固着となってしまいます。


 程度としてはまだ軽度でしたがそれでも回転は重くなってしまいます。


 シールを開けてみるとグリスは濁ったネズミ色。


 泥やホコリが侵入したというより摩耗による金属カス。


 縦方向だけでなく横や斜めなどあらゆる方向から荷重のかかるマウンテンバイクのベアリングは酷使されています。ハブもそうだしリアサスペンションのリンクもそう。


 なので定期的なメンテナンス、交換などが必要となります。