カドワキコーティングに暮れに依頼したINSPIREDのフレームとフォークの塗り替えができあがってきました。指定通り、イメージ通りのカラーとロゴ。いつもながら「いい仕事してるなあ」と感心しちゃいます。
 カドワキコーティングはテレビでも取り上げられるほどの、パウダーコーティング塗装では有名な企業。その塗装のきれいさ、そして丈夫さはハンパじゃない。
 フレームの下仕上げをして、組み立て開始です!


 昨日も相変わらずの定休日ライドに繰り出しました。とくにだれとも一緒に走る約束をしていなかったのですが、いつもの駐車場についてみると、Tさん、Kさんの姿が。ニコニコ笑って出迎えてくれました。待ち合わせもしてないけれど、そこに行けば一緒に走る誰かがいる。昨日もワダを含めて3名が集結。まるで、Big Wednesdayみたい。全員坊主頭というのが笑えますが(ベリーショートと呼んでください)。でも、なんかいい感じです。あそこに行けば誰かがいる、というのはいいものだ。
 しばらく雨も降っていなかったのでトレイルコンディションもゴキゲンで、定番のルートから、あまり行かないルートもつないで気持ちよくライド。走れば走るほど楽しい。今年もいっぱい乗るぞ~!


 フレームの載せ替え、オーバーホール、修理などがここのところ立て続けに舞い込んでます。
 で、なんか、なんか、始まった感が。なんだろこの感覚。なにかが始まった気がする。ということは置いておいて、お預かりしているバイクやパーツはなるべく早くお戻しできるようにします。頑張っちゃうぞ!


 初めてあのトレイルに行ったのは2006年の3月。河津桜が満開の時だった。
 当時発刊されていた「MTBマガジン」のスタッフだったノゾムが、伊豆にすごくいいトレイルとツアーガイドがいるよと教えてくれて早速コンタクト。ルートがいくつかあるということなので、できるならたっぷり楽しみたいということで、トレイルストアのツアーとしては初の1泊2日のツアーとなったのだよなあ。

 それまでに伊豆半島のトレイルは何度か走ったことがあったんだけど、印象としては「斜度がきつい、短い」だったのが、この2日間でそんなイメージを180度ひっくり返すぐらい衝撃的なトレイルとプロのガイドによるツアーの素晴らしさが強烈に印象に残ったことを今でも忘れられない。
 最初は林間のトレイルで斜度が絶妙。常に遊びの要素が出てくるこのトレイルは、広い尾根についているので危険度も低く、ほんとにすばらしいトレイルだと思った。こんなトレイルがずっと続いたらいいなあと思いながら走ったことを覚えてる。
 でも、林をぬけたところにある展望台に立った時、このトレイルの本当の素晴らしさが目の前に広がった。こんなところ見たことない!。ひらけたトレイルがずっと続き、遠くまで見渡せた。そしてその先は海。また、後ろを振り返ると天城の山々。とんでもない場所に来た!と思った。
 道幅があって、芝のジュータンの上を走り抜けるトレイルはまるで雲の上を走っているよう(走ったことないけど)。目の先は海。ピークに到着するたびにため息がでるような風景が目の前に広がる。トレイルはまた様相を変えて、今度はテクニカル。そしてジープロードと続き、最後は山里を抜けて、川のわきを走り、海辺まで。
 良質なドラマのようなライドだった。こんなトレイルは他にはないと思った。世界にも誇れるトレイルだと思った。それをプロデュースしてくれたアロハバイクトリップのスタッフは本当に素晴らしいと思った。
 それから何度あの場所をライドしたかわからないけど、いつ行っても果てしなく楽しい場所、でした。最後に走ったのは去年の5月のツアーだったな。

 ずいぶん以前から風力発電の風車建設の話はあったので、いずれはこういう日が来るかもと思っていたけれど、現実のものになってしまうと寂しいし悲しいし残念。風力発電自体はこのご時世だし賛成も反対もない。けれど、あのすばらしい場所には建てて欲しくなかったというのが正直な気持ち。

 風車ができたあと、あの場所はどうなるのかな。また、すばらしいトレイルが復活するのかな。そうなるといいなあ。と思いながら、今までたくさんのすばらしい体験、そして感動を与えてくれたDOWN TO OCEANトレイルに心からありがとうと言いたいです。

 DOWN TO OCEANトレイルは走れないけれど、いつかまた走れるようになるといいけれど、トレイルストアではこれからもアロハバイクトリップのガイドによる、すばらしいツアーを開催していきます。


 SUNDAYだというのに、今日はどんよりと寒い空でしたね~。あ~寒い寒い。
 寒いといえば、この寒いシーズンのライドに欠かせないアウターウエアですが、マウンテンバイクっぽくて、しかもちゃんと使える、防風、防寒、防水を備えたジャケットってなかなかないのが現実。ロード用やロードと兼用なら優れたジャケットはあるのですが・・・・、う~ん、マウンテンバイクっぽくない。
 そんななか、唯一と言ってもいいぐらい、これで決まり!なジャケットがダカインのBLITZジャケットです。
 耐水圧10,000mmという、上等なレインウエアなみの防水性能にくわえ高い透湿性能も有したこのジャケットは、まさにマウンテンバイキングのために作られています。長めの袖と裾は、ライディングフォームをとった時に、まくれたり、ツンツルテンになったりしません。ジッパー類はすべて防水型ジッパーになっています。胴の両サイドにあるジッパーを開閉することによりスムーズな換気が可能。背中にも換気用のフラップが装備されています。ヘルメットの中にも被れるフードはドローコードで調整可能。ジッパー付きの胸ポケットも装備されています。
 ワダもこのジャケットを使用していますが、寒い時期はもちろん大活躍、でも、夏場などでもレインウエア代わりに使っているので、一年中活躍しています。これぐらいの機能を持ったジャケットを、アウトドアウエアブランドの中で探すと結構いい値段しますが、このBLITZジャケットは、17,850円(2011モデル)~18,900円(2012モデル)とかなりリーズナブル。一着持っていて損はないこと間違いなし。



 昨日は高峰山MTBワールドで、新春恒例の走り初めを行いました~。朝は氷がバリバリに張るぐらい寒かったけど、風がなかったし、日差しがメチャ暖かかったので、ポカポカして気持ちのいい日でした。
 今回の走り初めのたくさんのお客様たちに集まっていただき、また、いつもお世話になっている長瀞BLSSのジャイアントと京ちゃんも来てくれて、とっても賑やか。高峰の駐車場がパンパンになるぐらいの人数でしたよ~。
 まあ、走りは「オマケ」ぐらいで、これまた恒例の餅つき、焼き芋などをみんなでガヤガヤと楽しんだり、初導入のワサビ大量投入したにぎり寿司が当たる「スシアンルーレット」をしたり。ジャイアンが涙を浮かべながらスシを頬張っているほほえましい(笑)光景も。
 そんなこんなで、今年もスタート!。みなさ~ん、走りましょう!。ワダはいつでもオッケーです!


 みなさま
 あけましておめでとうございます。
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 この年末年始はめずらしく、マウンテンバイクに乗らず、外出もせずに、おもに本を読んでました。昔から本を読むのが好きで、気に入った本は何回も読み返すこともあります。
だいたいが、文学、エッセー、小説などで、実用書はあまり読みません。本は想像力を刺激してその情景を浮かべさせてくれて、文章のすき間にあるメッセージを考えさせてくれます。
 この想像力を働かせる、メッセージを読み取るなどの行為は、マウンテンバイクに乗っているときも活きてきます。

 昨年はライドの回数が減ってしまいました。そんな時、年もあります。
 今年は、昨年よりももっと走って、走って、走っての年にしたいです。そして、みなさんもいろんな意味で、走り抜けられる年になることを祈っています。

 今年も走れ!


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