いいね!こういうの。


 INDUSTRY NINEがエイプリルフールに公開したムービー、HYDRAリアハブのエンドキャップが周波数調整ラチェットテクノロジーとなり最大にするとぶっ飛ぶというオチなのですが、このキャップが大好評となり、期間限定で商品化されちゃいました。


 もちろんただのキャップなので音量調整はできません。こういうノリが好き。


 HYDRAハブ、TORCHハブのどちらにも対応しますが、6穴ディスク仕様、12ミリスルーアクスルで、142ミリ、148ミリ、157ミリの幅のみに対応します。

 


 現地での価格は30ドルで、そのうち25ドルを地域のインデペンデントアーツ&ミュージックアッシュビルという団体へ寄付をするそうです。


 トレイルストアでの価格はお問い合わせください。


 4月23日(木)の正午までオーダーを受け付けます。


 ハブに装着してガンガンいっちゃうのもよし、アクセサリーにするのもよし。いかしてます!


 本日のホイール。


 スポーク劣化によりスポーク交換をかねてのリビルドです。


 DT SWISSの240SハブにENVEのM90/10リム。


 重厚感あふれるホイールに仕上がりました。


 アメリカンハブ、HADLEYのハブのメンテナンス。


 ベアリングがしぶしぶになっていて回転が渋くなっていました。


 点検しないと気付かない個所ですが、メンテナンス後は回転良好になること間違いなし。


 HADLEYをはじめ、ハブは定期メンテナンスをすることによって良好な状態で長く使うことができます。


 専用工具がないと分解組立できないモデルも多いので、ハブのメンテナンスはおまかせ下さい。


 ドシャドシャ降りましたね、雨。春雨か。


 ラブリーなマイバイクをキレイにすると、気分もいいし、バイクもよろこんでくれます。


 バイクのお手入れに役立つものを紹介。


 左からWAKOSのSL(シリコンルブリカント)。シリコン系潤滑の万能選手。表面に薄い被膜を作ってくれるので、フレームはもちろん、リムやサスペンション(インナーチューブにもOK)、タイヤ、ヘルメットとかにも大丈夫。被膜のおかげで汚れが付きにくくなります。


 チェーンの汚れはとなりのチェーンクリーナー。チェーンにスプレーして付属のブラシでゴシゴシ。仕上げは水洗いかウエスでふき取ります。ディレーラーのプーリーのこびりついた汚れにも使えます。

 そのとなりのディグリーザーはチェーンクリーナーの液体版。バイクから外したチェーンをケースや丈夫なビニール袋などに入れ、このディグリーザーを注いで漬け置き洗浄したり、しつこい油汚れを落とすにはもってこい。


 そのとなりはフォーミングマルチクリーナー。泥汚れなどを泡スプレーで浮き上がらせます。こちらもフレーム、ホイール(リム)、タイヤといろいろなところに使えます。このマルチクリーナーで汚れを落としたあとに、SLや次に紹介するロードコートワックスで仕上げるととてもキレイになります。


 タクリーノのロードコートワックス。軽い汚れを落としながら表面に被膜を作ります。シリコン系なのでマット系の塗装でもツヤは出ません。お店でもかなりの頻度で使っています。


 サスペンションのインナーチューブの被膜形成にはスリックハニー。サスペンション用のグリスです。インナーチューブに塗布して何度かストロークさせるとインナーチューブに被膜で形成されサスペンションの作動感がなめらかになります。お店ではサスペンションを分解、組み立てる際にかなりの量を使っています。


 おうちでもできるマウンテンバイクのライドを想定したストレッチング。


 余っているハンドルバーでも、ほうきでも、モップでも、なんでもいいので肩幅以上の広さの棒を持って、下の写真のニコ太郎くんのように腕を伸ばして構えます。

 
 

 その状態から肘を深く曲げてバーを胸元まで引きつけます。肩のまわりと肩甲骨がギュッとなるぐらいまで。


 今度は下のニコ太郎くんのように水平位置から同じように胸元まで引きつけます。

 


 以上を繰り返します。疲れるまで。


 みんなと一緒にライドをしているときにそれぞれのフォームを観察しますが、肩回りが動かせてなかったり、ガチガチになっていてバイクコントロールがうまくできてない方が少なくないので、柔軟性を高めるためとバーをコントロールする筋肉をつけるためのストレッチング。


 あとは、以前の日記でも紹介したと思うけれど、入浴中に両腕を湯船の中に入れた状態でグーパーを繰り返す。目安は100回。


 前腕がパンパンになってくると思うけれど、これを普段からやっておくとライドに負けない握力がついて、とくにバイクパークなどで立ちっぱなし、下りっぱなしのときに腕があがりにくくなります。


 試してみてください。


 おかげさまでトレイルストアのオープンから本日で16年経ちました。


 ここまで続けてこられたのも、みなさまのおかげです。心より感謝いたします。


 マウンテンバイクという遊ぶ乗りモノの魅力を自分なりに表現して伝え、ひとりでも多くの方にマウンテンバイクの楽しさを知ってもらえたい思いからスタートしました。


 販売するだけでなく乗る楽しさを伝えたいために、スクール、ツアーなどにも力をいれてきました。


 スタートした頃と現在では日本でのマウンテンバイクを取り巻く状況は変わってきています。


 フィールドの問題、パークの増加、ガイドツアーの発展、これからも向き合っていくことばかり。


 仕事と遊びの境界線のないトレイルストアですが、スタート時の気持ちと楽しさを忘れずにこれからもマウンテンバイクのほんのちょっとでも力になれたらと思います。


 2020は世界で経験したことのないコロナウイルスによる重大事態が起きていていまだに先が見通せない状況ですが、それでも多くの一大事を乗り越えてきた人類だからみんなのちからと団結で克服していけると信じています。


 これからもどうぞよろしくお願いいたします。


 FOXの2021モデルが発表されましたね。


 新登場の38シリーズははじめ、フルモデルチェンジされた36シリーズと40。


 リアショックではDHX2とFLOAT X2がフルモデルチェンジ。


 フォークが気になりますね。


 オールマウンテン系の36、そしてよりタフなシーンで活躍しそうな38。


 FOXのフォークといえば、ブラックと一部のモデルのオレンジでしたが、あらたにFOXらしくないカラーのモデルもリリース。


 楽しみ!


 おすすめできるペダルのトップ3に入るCHROMAGのCONTACTペダル。


 程よいコーンケイブ(球面形状)に、好みで位置を変更したり、加減できるスタッドピン。


 丈夫な作りは石などにヒットしてもキズで済みます。


 ペダル、サドル、グリップなど身体が触れるパーツはとても大事。特にペダルはバイクコントロールをするうえでとても重要です。


 本日はシマノのデオーレXTブレーキセットへの換装。


 新型になったDEORE XT、その4ピストンモデルがBR-M8120。


 前モデルのM8000系に比べて高温下での剛性がアップしています。

 


 冷却フィン付ブレーキパッドも新型。


 ディスクローターもシマノのICE-TECH対応のモノに交換したので、ブレーキパッドとローターの相性ばっちり。熱ダレにとても強いブレーキです。


 MAGURAのMT7 PROディスクブレーキ。


 前後4ピストンキャリパーから生み出される制動力はパワーだけでなく優れたブレーキコントロール性能を秘めています。

 


 マグラのブレーキはセットアップがキモ。しっかりとしたブリーディングとフレームへの設置でパフォーマンス満点でございます。