旧上房(じょうぼう)郡有漢町(うかんちょう)は岡山県の中央部、吉備高原に位置した町です。真庭市。加賀郡吉備中央町に隣接。有漢の歴史は、承久3年(1221)相模国三浦氏の一族、秋庭三郎重信が、承久の変の戦功によって備中国有漢郷を統治するようになり、その後600年の歳月を経て明治維新をむかえました。町域は高原と山林で占められ、古くは教育文化の村として栄え、多くの文化遺産にも恵まれています。「町の木:赤松」「町の花:サクラ」「町の鳥:ウグイス」を制定。
町では、うかん常山公園の「風の舞台」に設置された七基の石の風ぐるまをシンボルモニュメントとし、「風をあつめ、風を起こす」を合言葉に広域的な地域間交流がすすめられています。
旧キャッチフレーズは「高原のオアシス・うかん ~風を集めるまち~」
明治22年(1889)、町村制の施行により、上房郡有漢村・上有漢村が発足。
1956年、有漢村・上有漢村が合併、町制を施行し上房郡有漢町が発足。
2004年、高梁市、川上郡成羽町・川上町・備中町との対等合併により、新たに高梁市となりました。
マンホールは見つけられませんでしたが、上水道関連の空気弁・消火栓・仕切弁がありました。
昭和42年(1967)9月制定の町章は「有漢の“う”の字を力強く表現しています。両有漢の合併を意味するもので、中央の円は平和を象徴し、下部の両脚は安定を、また両肩は将来の発展と飛躍を表現したもの。」合併協議会資料より
旧町役場があった一画は『綱島梁川(つなしま りょうせん)』生誕の地だそうで、近くには多分彼のものと思われる歌碑も建立されています。ここまで達筆に崩されると、文字を拾うのは難しい😓
撮影日:2010年8月11日
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