高梁市上有漢町に鎮座される「上有漢(かみうかん)神社」。御祭神などの詳細は不明ですが、元天満神社であった事から『菅原道真公』と思われます。10月半ばの祭礼で舞われる神楽は国の文化財指定を受けています。
由緒「大正元年十一月二十五日、字桑野の天満神社に村社四、無格社三十九を仮合祀し、大正二年十月十四日、現在地に本殿他諸建物が落成し、正遷座した。氏子地域は、有漢町上有漢の下金倉・垣元・垣上・上金倉・神明・西組・石寺・大宗・大石・大谷・中組・中尾の12地区」岡山神社庁HPより
石段下、鳥居の左右より神域を守護されるのは、不思議な表情のセメント彫刻の狛犬さん一対。これまで沢山の狛犬さんと対面してきましたが、こんな狛犬さんに出会ったのは初めてだと思います。
猫を飼っている人なら多分わかると思う「のび~~~~♪」スタイル😄。体全体を覆うクルクルパーマの毛並み、何もかもとにかく珍しく可愛らしい!
と言う事で、社殿に・・・と思ったのですが、軟弱者の私と義姉。この石段を見てまず義姉が心折れて挫折。何とか頑張って私とご亭主殿、途中まで登ってみたのですが、見上げた先にはひたすら石段が続くだけ・・👀
偶然通りかかった方に尋ねたところ、ご本殿は足がすくみそうな急勾配の山の上に鎮座されているとか・・もう「ごめんなさい!!絶対に無理です!!」と早々に敗北宣言😔 と言う事で、不思議な狛犬さんの前と後ろの画像を紹介して、お茶を濁すことにします。何か・・根性無しって笑われた気分になったのは気のせいかな😓
想像以上に楽しい狛犬さんの作者は、有漢町川関のセメント彫刻家で左官の『中山森造氏』。吉備津彦神社に奉納された桃太郎さん一行の銅像を作成された方です。
参拝日:2010年8月11日
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