今治市波方町樋口に鎮座される「潮早(しおはや)神社」。御祭神は『猿田彦命・原氏霊 』。
由緒「弘安7年猿田彦命を奉祀し、潮早稲荷大明神と称したが、天正16年に湊山城主原四郎兵衛尉通孝の命により、来島城主来島出雲守を合祀して、潮早大明神と称し、その後、潮早神社と改めた。」愛媛神社庁より
田んぼの中を突っ切るように伸びる参道を進むと、突き当たりに一の鳥居と〆鳥居が見えてきます。
鳥居の両脇より神域を守護されるのは、孔雀の尾羽のように尾を一杯に広げた狛犬さん一対。阿形は後ろ足で玉を踏み抑え、吽形は両の前足でしっかりと玉を抱いています。広島の玉乗り狛犬とも違う・・面白い構図です。
雨にぬれた拝殿はしっとりと黒く沈み、実はとても綺麗に見えるのです。
が、見えるのと、画像にしてくっきりと言うのとは、これは随分違います。
何よりもデジカメを上に向けると雨に濡らしてしまうという恐怖が付きまといます。私のへそくりの大半は、デジカメ購入に消えてしまっているので、デジカメ撮影に、雨はもっとも恐るべき強敵なのです。
とぼやきながらもデジカメが離せないのは、すべてこの拝殿の鬼瓦の所為!。流れるような牡丹の花の中央にあるのは「折敷に縮三文字」の御神紋。
その下の鬼瓦は、二頭の竜に抱かれた社号額という構図。こういうのを見ると、それだけで雨にも負けずに来た甲斐があったというものですよ♪
参拝日:2011年6月11日
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