南会津町大桃平沢山地内、国道352号からでも一際目を惹く「屏風岩」。
何千年もの長い年月をかけて、伊南川の急流が作り上げた景観。むきだしの岩肌に彫りあげられた奇岩や怪岩がそそり立ち、その様はまさしく人知の及ばぬ神の造形。
岩肌を走る水は、気の遠くなる程の歳月をかけ、やがて幾筋もの道を作り上げ、白く色を変えて下流へと向かう。
そうして別れた筈の幾筋もの水は、互いを恋しがってまた一つになろうとする。出会いの瞬間、透明であるべき筈の水は真っ白に渦巻き、歓喜にしぶきを上げる。
ここは、流れゆく水が自らの休息の場として作り上げた一画。木々を映し、青い空を映し、どこまでも神秘で、どこまでも静謐に満ちた場所。
水の底にも都の有りましょうほどに・・ふと、滅びゆく貴人の言葉を思い出す。覗き込む事がはばかられるような・・そう、多分それ以上近づいてはいけない。何故だかそう思う。
名残惜しくはあるけれど、長居をしては先に進めない。
紅葉の名所としても有名で、遊歩道も整備されている「屏風岩」。お弁当など持参していれば少し早いお昼に出来たのにね。それにしても・・・今だにお店らしきものに出会え無い😓
訪問日:2015年7月2日
こんにちは!
面白そうな素敵な場所ですね。
探検したくなります。
どこもかしこも驚きと不思議に満ちています
多分それは「もう二度と来られない」
そんな思いがあるからかもしれません。
とっても美しい
不思議な空気感のある場所です。