昨日に続いて「津島(つしま)神社」境内の紹介。
手水舎の傍ら、明治の初めに天皇が国是として下された「五箇條ノ御誓文」の碑。日本人が忘れてはならない心構えが明治天皇の御言葉で語られています。
南門を区切り境内へ。本殿隣に鎮座される「稲荷社」。宝暦10年(1760)の造営で、京都伏見より勧進、『宇迦之御魂神』を祀ります。
鳥居の内より神域を守護されるのは、彫りの浅い腕白盛りのお子様っぽい顔立ちの神狐さん一対。お狐さんの前垂れが赤く無いのは、上下の写真に六年の歳月が流れた所為(^^;)
何故か本殿近く、摂社群の近くで偶然に見かけた仏頭板碑。もちろん子細不明(-"-)
同じく本殿の脇に奉納されていた国家に謡われる「さざれ石」。
本殿向かって左に「熊野社(伊邪那美命)」。続いて「久斯(くしの)社(少名毘古那神)」。「庭津日(にわつひの)社(庭津日神)」は別名「星宮」とも称します。更に奥に「龍田社」、「忍穂耳社」と並びます。
本殿向かって右隣に鎮座される「若宮社」、御祭神は後醍醐天皇の孫『尹良(ゆきよし)親王』。「大国玉社(おおくにたまのやしろ)」。御祭神は 『宇都志国玉命(うつしくにたまのみこと)』・・だった筈・・この辺りになるとご社名に自信がない(-"-)
左に天明三年(1783)建造の「児之(この)社(若年神)」。右隣は「大社(大山咋神)」
摂社・末社の画像はまだ有るのですが、画像は在っても社名がわからなければ意味がない・・・・(-_-;)
津島神社の境内を出て、津島市本町2丁目に鎮座される津島神社境外末社「堤下(とうげ)神社」。江戸時代には「金燈籠社」と称し『須佐之男命奇御魂』を祀っていました。天王川が町中を流れていたその昔、ここは川を挟んで「津島牛頭天王社」をお参りする遥拝所であったと案内に記されています。
「堤下神社」の向かって左に鎮座される小さなお社の内から神域を守護される焼き物の神殿狛犬さん一対。焼き物の種類が分からないのは残念ですが、とっても良いお顔をされています。「堤下神社」の狛犬さんを忘れる程(笑)魅力的。
津島市馬場町、旧御旅所の参道沿い一杯に枝を伸ばす「御神木:大銀杏」。
創建当時「津島神社」の境内にあり、祭礼の神輿が遷幸する際のお旅所であった「瑠璃光寺薬師堂」。 嘉吉(かきつ)の乱以降、お旅所として使われなくなり、後に現在地へ移築されました。
参拝日:2011年4月25日&2014年7月27日&2017年3月28日
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