旧真庭郡美甘村(みかもそん)は岡山県の北部、真庭郡の中部に位置した町です。真庭郡勝山町・湯原町・新庄村、阿哲郡大佐町に隣接。主たる村域は旭川の水源地帯である新庄川、鉄山川の上流にあり、出雲街道沿いに帯状に開け、総面積の約90%が林野で占められています。平安時代初期に書かれた『和名抄』に「美甘」「美加茂」の記述があり、平安時代の終わりには荘園美甘庄が成立。江戸時代の正保2年(1646)、美作国大名の森忠政により、美甘地域の地秤りが行われ、慶安4年(1651)には美甘川の南にあった町屋敷を街道筋のある北側に移し、宿場をつくりあげ、街道筋を整備。街道は出雲街道と呼ばれはじめ、商人も往来するなど、宿場町として栄えてきました。「村の木:ヒノキ」「村の花:ツツジ、スイセン」を制定。
明治22年(1889)、町村制の施行により、真島郡美甘村が発足。
1900年、郡制の施行により、真島郡と大庭郡が合併、真庭郡美甘村となる。
2005年、勝山町、落合町、湯原町、八束村、川上村、中和村、久世町、上房郡北房町が合併して真庭市となりました。
マンホールには、美甘村キャラクターの『みかもん』と、周囲に「GREEN VILLAGE MIKAMO」の文字が記されています。
「みどりとふれあいのみかも」をキーワードに2002年4月に誕生した美甘村キャラクター『みかもん』。頭に村の頭文字Mの帽子をかぶった、とても元気な男の子です。
昭和54年3月制定の町章は「「美甘」の文字を図 案化し、円は住民の 和を両翼は将来の 飛躍と発展を表し ます。」合併協議会資料より
撮影日:2012年4月22日
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