車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

山島(やまじま)八幡神社 in 石川県白山市安吉町

2017年10月05日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・石川県

石川県白山市安吉町に鎮座される「山島(やまじま)八幡神社」。御祭神は『応神天皇・仲哀天皇・神功皇后 ・比咩神』

「天徳年間の建立と伝え、安吉は寛正年中より山城嵯峨洪恩院の領となり、嵯峨の大窪源右衛門家長が来住し、長享年間安吉城を造り当社を守護神としたという。後、窪田大炊介が城主となり柴田勝家と戦い天正8年討死し社殿焼失、依って現在地に遷して家長が再造営した。安吉八幡宮を明治13年社号改称。」石川県神社庁より

境内参道左右より神域を守護されるのは大正十年七月建立の加賀逆立ち狛犬さん一対。石工『吉田仁三郎』。 何体も見てきたお陰で、同じ様に思える「加賀逆立ち狛犬」も、作者によって随分と違う事に気が付きます。まさに人の手が生み出す技ならでは。

今回は少し違った角度からの狛犬さん。阿形さんの笑顔が特別良い所為か、どっちに並べても友好的ムード満載(笑)

ご機嫌よろしい所で、逆立ち吽形さんの決めポーズ!

鳥居の内には『八幡神』の神使いとされる「鳩」の石像。拝殿の彫刻や、屋根の留蓋などに「鳩」が使われるのは良く見ますが、石像はかなり珍しいのではないでしょうか。

  

御神紋「笹竜胆」の腹掛けを付けた御神馬。

最後は神社の境内で見かけた蔵の鏝絵。「俵に乗って打ち出の小槌を振る大黒様」

参拝日:2011年10月13日

 

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小上(こがみ)八幡神社 in 石川県白山市

2017年10月04日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・石川県

石川県白山市小上町に鎮座される「小上(こがみ)八幡神社」。御祭神は『応神天皇』。 

「創立年月不詳。社記に拠れば、初め東方古宮と称する地に鎮座したが、明暦年中雷火によって社殿も神林も焼失し、寛文年中に現在の地に遷座したと伝える。昭和19年神饌幣帛料供進神社に指定。」石川県神社庁より

拝殿近くより神域を守護を守護されるのは昭和三年建立の加賀逆立ち狛犬さん一対。松任町の石匠『相森幹太郎』の作。

くりっと見開いた大きな目、薄く開けた口。高く上げた足を前後にずらして逆立ちする姿。どれも非常に特徴的。

最後の龍の鏝絵は「八幡神社」のすぐ近くの蔵で見かけた物。いわゆる漆喰鏝絵とは違うような気もしますが・・どうなんでしょう?

参拝日:2011年10月13日

 

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正(しょう)八幡神社 in 石川県白山市菅波

2017年10月03日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・石川県

石川県白山市菅波町に鎮座される「正(しょう)八幡神社」。御祭神は『応神天皇』

「創立を貞観年中とし、拝師(はやし)神社と称した。別当に真言宗阿良弥坊が勤仕し、後に享保2年特宝院が別当を勤めた。大銀杏は神木と称され、その葉三枚重ねて当社の紋章とし、その葉三枚重ねてかめば歯痛も根治すると伝えられる。明治15年八幡社を正八幡神社と改称した。」石川県神社庁HPより

拝殿前左右より神域を守護されるのは、加賀逆立ち狛犬さん一対。紀元二千五百録十三年(明治37年)の刻。石工は・・・「高??」残念ながら下の文字部分は石が欠けていて読み取れません。

阿形さんの胸前、前足にしがみ付いて仰向けに甘える子狛の仕草が何とも可愛いい(〃∇〃)

加賀逆立ちですが、後姿は昨日の「北島加茂神社」のものとかなり違って、高く蹴上げた吽形さんの足の裏は天に向けられています。

境内に一際高く聳えるのは、歯痛も根治するといわれた御神木の大銀杏。御神馬の腹掛けには、御神木に由来する神紋「三つ銀杏」

参拝日:2011年10月13日

 

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北島加茂(きたじまかも)神社 in 石川県白山市

2017年10月02日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・石川県

白山市北島町に鎮座される「北島加茂(きたじまかも)神社」。御祭神は『別雷神(わけいかづちのかみ)』

創立年代は不詳、田中家の系譜によれば「能登一の宮の神官斎藤氏の一子が当地に退隠し、加茂神社に奉任、元は加茂社と称したが、明治9年7月に北島加茂神社と改称した」とあります。

参道左右より神域を守護されるのは、加賀圏ではすっかりお馴染みの「加賀逆立ち狛犬」一対。 旧美川町の石工『新谷多吉』「明治二十五年九月中旬」の刻。吽形さんの得意満面な顔立ちは加賀獅子そのもの。

阿吽を逆に並べると、どう見ても一触即発(-_-;) 低いうなり声が聞こえてきそうな・・・ただならぬ雰囲気。

勝手な想像はさて置き、「加賀逆立ち狛犬」は何と言ってもこの逆立ちした吽形の後姿に特徴があります。体に似合わず大きな足の裏ですが、爪や足裏の毛までもが丁寧に彫り込まれています。また阿形さんの尾もまるで炎のような揺らめき。やっぱり加賀の狛犬は最高!

石川県加賀圏域の神社巡りは、主にこの「逆立ち狛犬」目当てですが、えてして一つに拘ると色んなものを見落とします(^^;)。と言っても今更撮り直しが出来る訳もなく・・今日から暫く、ご亭主殿がほれ込んだ加賀狛犬さんメインの神社紹介が続きます。

参拝日:2011年10月13日

 

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笠間(かさま)神社 in 石川県白山市笠間

2017年10月01日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・石川県

石川県白山市笠間町に鎮座される「延喜式内社:笠間(かさま)神社」。御祭神は大宮売神(おおみやのめのかみ)』。相殿に『住吉三前大神・少彦名大神・八幡大神』を配祀。この辺りでは非常に珍しい「青銅の鳥居」を潜っての参拝。

由緒「和銅3年に奉幣の記録あり、正三位笠間明神と称え、笠間郷の総社とされる。明治7年に宮保八幡神社を摂社にする。寿永2年、木曽義仲が平家軍追撃でこの地に来たが手取川洪水のため川を越せず、当社に減水と戦勝を祈願し無事に渡る事ができた。明治5年郷社に列せられ、明治30年県社に加列、同39年神饌幣帛供進神社に指定。」石川県神社庁HPより

境内左右より神域を守護される狛犬さん一対。丸い台座にお行儀よく座って穏やかに笑っていますが・・全体から見て、前脚だけが異様に長く見えるのが、ちょっと奇異な印象。

異様といえば、この神社に限って、画像がわずか八枚しか無いというのも異常。手水やそこに刻まれた文字の説明、さらに手水の作法の手順まで画像に残しているのに・・

鳥居が青銅である理由の不思議な伝説に関わる石造りの「八字鳥居」。『木曾義仲』が弓筈(ゆはず)で地を掘ったら清水が湧き出たという「義仲弓掘りの井戸 」。普通なら絶対に写し忘れる筈の無い諸々の画像が、無い!誰も写していない!本当に無い! どんなに少なくても10枚はある筈の狛犬さんの画像が二枚しか無い。 三人ともがデジカメを持っていたのに、まるですっぽりとそこから先が抜け落ちたみたいな画像の空白。いまだ謎のままの不思議な出来事だったので、僅かな画像のみですがあえて紹介。

画像はお粗末すぎて載せられませんが、「加賀笠間駅周辺案内図」の看板枠に見かけた「木曽街道を横切り笠間の社に足をとどめて【 道もその 道に叶ふて もの涼し 】笠間神社で詠んだ千代女の俳句」

訪問日:2015年10月19日

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『大宮売神(おおみやのめのかみ)』、神祇官で祀られた天皇守護の八神のうちの一柱。天の岩戸から新殿に移った天照大神に仕えたとされ、麗しい言葉で君臣の間を取り持ち調和を図る神。

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