人生に正解はない（自由なひと時を楽しむ）

息をゆっくりすい

息をゆっくりはきます

手をあわせ

静かに呼吸を続けます

呼吸にかえるひと時

呼吸とともに在るひと時を楽しみます

私の部屋には

ふたつの時計があります

ひとつは正確に時を刻む時計

ひとつは直しても直しても全く違う時を刻む時計

早くなったりおそくなったり

実際の時間とはまったく違う時間が刻まれています

最初はなんども正確な時間に戻そうと電池を変えてみたり

時計の傾きを修正してみたり

いつのまにか時は違っているのです

でもよく考えたら時計が正確な時間を刻まなければならないというのはこちらの都合です

正確な時間はもう一つの時計が教えてくれまた今はいろいろな機器が時間を伝えます

ひとつくらい自由に時を刻む時計があってもいいのではと思うようになりました

ついつい正確であらねばならない、こう在らねばならないという考えが支配します

それは社会のシステムの中でのことで

例えば自然は自由に生きています、季節に関わりなくそのときどきの環境の変化にあわせて生きています

変化する環境に適合できないと自然に淘汰されていきます

人もまた自然、もっと自由を楽しむこともたいせつです

心も身体ももっと自分に責任において自由を楽しめばいいのです

こうあらねばならないということもありません

これが正解ということもありません

幸福の定義はひとそれぞれです

私にとっての幸福は心の静寂のなかにあること

自己の思いのままに生きている人は幸せなのでしょう

いろいろな縛りから解放されて自由なひとときを過ごすてみるといいでしょう

それが自己に帰る時間となります

ひとには人それぞれの生き方があり

幸福の感じ方も人それぞれ

幸福は他人が評価するものではなく

自己が感じるものです

心の声を聴いています

心を聴き心を支え心を癒します

平和でありますように

よい一日を

いつもともに