秋、涼しくなってようやく食べ物が傷まなくなったーと思いきや
ふと玄米の入った米びつを見ると、そこにはわらわらと黒いゴマみたいなものが
ひしめいていた。
おお~コクゾウムシ。
あわてて玄米を引っぱりだしビニールシートの上に米を広げ
天日にさらす。
つぎつぎと倒れていくコクゾウムシ。よしよし。お米、まだ食べれる。
ふと気になって米びつ横に置いてある強力粉入れ(下の写真の緑の箱)も開けてみると、全粒粉に一匹だけ虫が。
よく見てみるとビニール袋に小さな穴があいている。
米から移ってきたみたい。でも被害はまだ小さい。
虫をはじき、こちらの箱もお湯で洗って天日に干す。
箱の周辺もぞうきんがけして、掃除機でしゅーと吸う。
ほっと一息して冷凍庫を開けてみるとなぜか一個のタッパーが横になってて
そこから汁がこぼれつららになって凍っている。
そうじは終わらず引き続き冷凍庫のそうじに移った。
冷蔵庫もついでに見てみる。
瓶から汁が流れ、時間が経っててねとねとになってる。
ついでだからこれも拭く。
まあふだんからそうじしてないからこうなるんだけど、
いっぺんにやって来たね。
流し下に並んでる調味料瓶をみると気がつくとカビがうっすらついてる。
なぜ?夏の盛りにはこんなことになってなかったのにー。
と、ここもふきふき。あそこもふきふき。
ふきふきふきふき、腕はたるいけど気分もすっきりしてくる。
←取っ手ははずしてある状態。
このかごはつれあいの実家、御殿場でむかしからやってる籠屋さんで
5000円近くもした。
しっかりした作りで長いこと使うつもりで買った。
しかーし!先日見たら虫がわいてる。
かごの底に白い粉がたまる。これは虫がかじ喰った跡だ。
こういう竹製品は竹を採集して乾燥する時期を気をつければ
虫はわかないのではなかったか?
ちょっと作った人にむかっときた。
でも返品も出来ないし。
そこで窯を焚いたあと、窯内の温度が150℃くらいにまで下がったときビニールの取っ手をはずしてこのかごを入れてやった。
4時間くらい。
竹からしみしみとなにか液が出てて、虫も全滅。色が濃くなってる。
この処理すると今後も虫はわかない。
最初からこうやって出荷してほしい、むりかな。