チマチマ毎日

木工屋と陶器屋の夫婦が作るセルフビルドの家と、まいにちの生活、道具のあれやこれや。

お父ちゃんのベッド

2019年06月18日 | 家の中でつくるコマゴマ

 

 

このベッドは、

16歳息子が赤ちゃんのとき、家を建てたときに使った床材のあまりで父ちゃんが作った。

こどもが成長して寸法が足りなくなると、足元に台をつぎ足した。

そのあと8歳息子もこのベッドを使ってきたけれど

とうとうベッドから足が出るようになった。

もうつぎ足した台もおっつかない。

 

そこで父ちゃん、新しく8歳息子のためにツーバイ材で簡単なベッドをさささとつくる。  

 このベッドはわたしたち夫婦のベッドの足元あたりに置いてあり

それよりも25cmほど高く作ってある。

これが息子本人がえらい気に入ったようだ。

お気に入りの抱き枕クマに自分のまくらをあてがってニコニコしている。

(このまくらと抱き枕クマはわたしの自作なのでカタチがいびつ)

 

 本人の代わりにぐーぐー寝るクマ。

 

父の日のカード。8歳息子が描いた。

 

こんど作ってもらったベッドはあなたが大きくなっても使えるよ。


2019田んぼ

2019年06月14日 | 農作業農作物

 

 今年も田植えの時期がやってきた。

昨年、一昨年と雑草に手こずって、結果収量が少なくなってしまった。

今年は「機械で植えて、雑草を取る方へ体力を温存しておく」

というわたしの提案を採用。

 

父ちゃん、何年も使っていない二条植えの田植え機を直して

半日でほとんど植えてしまった。

あれだけ手植えにこだわっていたのに

「いや〜もっと早く機械で植えればよかった」。

 

苗はいつもご近所さんから残ったものをいただいていたんだけれど

今年は父ちゃん自作していた。

苗代作り、結構むつかしいと聞いていたけれど、結構順調に育ったのだ。

問題はあったのだけれど。

それは猫。

 

稲が芽を出す前の平らな土の上を、いい猫トイレだと思った彼らは

ガシガシと手で掻き、柔らかい新芽を猫草と思って食べる。

 

そんなこともあったけれど、とりあえずあと少しで田植えも完了する。

 

 


萱鼠の栖

2019年06月01日 | どうぶつに会う

 

  畑のまわりを草刈機でブイーンブイーンいわせていたら

こんな丸いものを発見。

 

イネ科の草や、ヨモギなんかも混じえて

丁寧に丸く形つくってある。

 

どうやらこれが萱鼠カヤネズミの巣らしい。

ちょうど手のひらにコロンと乗っかるくらいの大きさ。

カヤネズミは5センチくらいだから、これでちょうどいいのだろう。

しかし家主はどこぞ?

 

  

ああ。うちの黒白チームだな、犯人は。

畑でゴソゴソやってると思ったら狩だったんだな。

 

調べるとカヤネズミはここ最近(2016)稲を食べるような悪さはしないことが判明したそうで。

それまではたぶん農家の迷惑さんとして見なされていたんだろうな。

 

食べるものはヒエくらい、ニンゲンが耕す田畑のそばにちいさな家をつくって

静かに暮らしていたカヤネズミたちはどんどん減っているそうな。

家をつくるような環境が急激になくなってきているから。

このひとたちが暮らすくらいの場所まで、奪ってしまいたくないな。。。

 

 追記 このあと畑でマムシ発見。犯人はこやつかもしれぬ。画像はあげません。