↑写真ではわかりにくいけれど白地の長毛種、ロンゲ。
かなり小柄。絵に描くとこんなかんじ。目が片方開かない。
最近ここらが不安定な様相を見せている。
というのは新顔「ロンゲ」が年末からここらに現れるようになり
それをきっかけに抗争が繰り広げられるようになったのだ。
ロンゲはどうやらこの近所に捨てられたようだ。
よく捨て猫されるエリアだけど真冬というのはさすがに少ない。
4キロもないからだでウチの生ゴミ埋めの穴をほじくっていた。
そこへ現れたのがここいら一帯のノラのボス、ニャジラ。
←ウチに偵察に来たニャジラ
もともとうちには2匹の飼い猫がおり、ニャジラもそう度々は来なかった。
しかしロンゲが来て生ゴミを漁っているのをだまって見ているニャジラではない。「おめえに喰わすメシはねえずら!」
ニャジラはお隣でけっこうしっかりごはんをもらってる半ノラで、生ゴミを食べて生きてるわけではない。寝るときも雨風しのげる暖かい所で寝かせてもらっている。いい生活してるのである。
以前もノラオと呼んでいた白地黒もようのオス猫がこのあたりにまよいこんで来たときもさんざんケンカをしかけ、とうとうノラオは衰弱して死んでしまった、そういう経緯がある。
こいつはタチがわるい。
そこへブー登場。
こやつもお隣でごはんをもらって寝かせてもらっている半ノラである。
写真ではまあまあキレイ目に写ってはいるが実際ノラな毛並みをしている。
猫なのにブタ顔というめずらしいやつだ。顔にはキズがいっぱいある。
こいつまでうちに来るようになった。
それはうちでケガをして弱っているロンゲにごはんをあげはじめ
床下に寝床を提供(といっても勝手に寝始めただけ)してから
それをねらってくるようになったのだ。
うちではふがぁあああ~んにゃあああ~という雄叫びと
どんがらがっしゃんとモノをなぎ倒して行く音が毎晩聞こえる。
見に行くと三つどもえになっていたりする。
この先どうなっていくのか?
ロンゲは生きていけるのか?
うちのあたりのこの地区は人間よりも猫のほうが確実に多く住まっているのであった。