チマチマ毎日

木工屋と陶器屋の夫婦が作るセルフビルドの家と、まいにちの生活、道具のあれやこれや。

見た目もオーガニック

2013年01月31日 | イイモン見つけた

 

 

       ちょっとこれを見てください。

 

 

 これこれ。

 

いったいなんだと思うでしょう、再生紙使用の箱でちょっと見、雑貨みたい。

これ箱ワイン。

それも安い。

そしてなんとオーガニック!

 

 

 

とうちゃんは私に頼まれてやまや尾張旭店に行くはずだったんだけれど

道にまよって見つからず(なんであんなにわかりやすいのに・・・)

しょうがないんで別の大きめの酒屋に入ったらそこでセールだったそうで。

なんと3リットルで1200円をきる。

 

 

激安箱ワインのあかし、コックもついてる。

呑んでみると「う~ん、おいしいってんじゃないね」

「しかしオーガニックってうそじゃない?信じられん」

とかブツクサいいながらも呑み進めてふと、箱書きをよーくみると

[11,5%vol.]とかある。度数低いじゃん!

そっか~水でうすめてあるんだ(いや知りませんが)。

 

疑惑はつきぬけれど、まえに見た映画で

農家ではたらく人々が身体を壊し、がんの発症率もすごく高いという

フランスのワインの現場を見ているので、少々味に納得できなくてもこっちを選ぶかな。

まあ、たまにたまーにオイシイワイン、高価なワインが呑めればそれでよしとする。うむ。

 

 

 


コンロ復活

2013年01月29日 | 日々のつれづれ

 

 うちの台所のコンロが一つ使えなくなって一年近く。

手前左と奥の小さいコンロのふたつで調理していた。

  

そんなことを知人になげいたら、そこのうちはロケットストーブ一つで調理をまかなっていて

こんな少しの不便で文句をいってるわたしはハズカシイ。。。

 

コンロが壊れていても冬は薪ストーブを焚いている間はいいのです。

   ところ狭しと。

 

でもうちに来るガス屋のおじさんに昨年から相談はしていて

部品取り寄せでいくらかかるか、取り寄せてみても直らないこともあるし、とか聞いていた。

 

「買いますか?安いの探しておきますよ、数万円くらいの、あるかもしれない」

「う~ん、できれば買うのはちょっと・・・」

それからしばらくして

「探してみたけどやっぱり数万円てのはムリでしたわ~お宅、インターネットとかされます?

そこで安いの探したらあるかもしれんですよ」(そうだよね~ないよね~)

てなやりとりがあって、まあうちがそんなに余裕のある家ではないとわかってくれていたのであろう。

 

そして昨日届いた新しい部品を持っておじさん修理(実はこれですでに数回来てもらってる)にいどまれる。

十数分カチカチという音とともに「直りましたわ~」

ものすごく喜ぶわたしに「いや~わたしもうれしいですわ、直らんと思ってましたんで」

とくりかえし言って帰られた。

ほんと、直ってうれしい、ありがとうございます!

何度も通ってもらってすみませんでした。

 

追記 前にもすごい古い拾ってきて使っていたガスオーブンを直してほしいとお願いしたら

 「こりゃあちょっとねえ~もう部品もないよ」と断わられた。うちはこんなことばかりだな。

 


「デルス・ウザラ」という生き方

2013年01月20日 | 読む見る聴く&思う

 

 昨年末から梨木香歩の「渡りの足跡」を読み返していて

「デルス・ウザラー」という名前が出て来た。

100年以上もまえに、未開の地であった極東ロシアを探検したアルセニエフという探検隊の

案内役をつとめたのが、ゴリド族のデルス・ウザラーだった。

 

   

 

この名前にはだいぶ前に聞き覚えがあって

それは図書館にあった子ども向けの絵本のタイトルだった。

とても美しくまっすぐな水彩で、こまかくこの地の動物、虫、厳しい大地のようすが描かれていて

その場で読んで、でも借りずに通り過ぎてしまった。

テレビの衛星放送でも深夜にこのタイトルの映画もやっていて

録画はしたものの、見る時間もなくどっかにいってしまった。

監督は黒澤明だった。

 

今度は流してしまわないよう、しっかり借りる、それも2冊。

 

絵本のはじめに訳者のこどばがある。

 

 デルスは、うでのよい猟師で、森のこと、天気のこと、動物のことなどなんでも知っていて

 あぶないときに探検隊をたすけます。

 デルスは、クマや霧や魚や星を「ヒト」とよび、たき火や川、魚やトラなどの動物たちとも

 わけへだてなく話します。

 きびしくうつくしい自然の中で猟をしながらずっとひとりでくらしてきたデルスは

 人がいちばんえらいのではなく、人もおおきな自然の一部分にすぎないことを

 よく知っています。

 だから自然のことばがわかるのかもしれません。

 つかまえたえものは民族のわけへだてなく分かち合い

 タヌキやカラスやアリのことも気づかっています。

                    (部分抜粋)

 

自分のなかにもデルスがいたらとてもいいな。

すこしでもいてほしい。

 

 

挿絵にもデルス自身が持っていたであろう生き物すべてにむかう愛情、のようなものがある気がする。

うちのちかくにもいる鳥が出ててちょっとニッコリ。

 

 


ちょっといい酢漬け

2013年01月14日 | 今日のメニュー

 

 たまに新聞のお料理のページに出て来る料理人「有馬邦明さん」。

いまこの人の作った料理にハマっております。

このひとのレシピはほかのひとと何かがちがう・・・。

 

       

 

お正月に作った「カポナータ」。

カポナータといっても酢漬け。

イタリア版なます、かな、ワインにも合うし焼酎などにも合う。

軽く下茹でしたれんこんやニンジンなどの根菜類を柿、りんご、

ドライトマト、オリーブとともに和えてちょっとおく。

果物と根菜ってなかなかない組み合わせでしょう。いいんですよ、これ。

 

    新聞の切り抜きが冷蔵庫にべたべたと。

 

豆の煮込みもやってみた。

うちにベーコンがなくて省略しちゃったけど、うっすら香るローズマリーが効いてて

おいしかった。日持ちもするし。

そうそう、この有馬さんの紹介するお料理はイタリアの家庭料理のにおいがするんだ。

だからうちでも気軽にできて、でもひと味ちがう。

 

まえに登場したボロネーゼは味噌入りで(これは近所に住む知人からちょうど教わったばかりだった)

サンマを低温で熱したオイルに漬け込むというあまり聞いたことのない料理も

紹介されていた(誰か作ってみて~)。

 

この有馬さんは東京では有名なイタリア料理店のシェフらしいんだが

もちろん行けないし、お料理本出てないかなーと探してみたけど

共著でちょっと出てる以外にはまだないみたい。

この「有馬シェフ」のお料理、ご存知の方だれかおりませぬか・・・?

 

山に住んでるとオイシイもの食べになかなか出て行けないので

ちょっとの工夫でそこそこオイシイものをうちで作るしかないからね。

それもタノシイもんです。

(でもいつか一度行ってみたい)

 

 


2013手作り始め

2013年01月07日 | ちくちく縫い縫い

 

       あけましておめでとうございます。

       

 

わたしは毎朝じぶんの作った神棚?みたいなところにお水をあげる習慣があるのだけれど

このとき昨日の一日を感謝する。

毎日オメデトウなひとでいたいのだ。毎日オメデトウ。

 

さて今年も正月は風邪で倒れてまった・・・。

昨年はインフルエンザで40℃超えだったけど、今年はミョーな風邪でいまも引きずっている。

 

つれあいと出会ってから(つきあう以前から)正月に熱を出すのが通例になっている。

どーして?

ハタチから知り合ってはいるけれど、それから2年おきくらいに正月熱を出す。

なんだろー?

つれあいのおしりから何か出てる?(またそういうこと言うとおこる)

 

 

さて年始はカレンダー作りから始める。

 

 

家族のスケジュールを書き込むカレンダー。

数年前のtotoのカレンダーの裏を利用して

スタンプで数字を打ってゆく。

 

いつも100円ショップでテキトウなカレンダーを買ってたんだけど

なかなか気にいるものがない(当然だけど)。

MUJIに行ったら結構お高いし、大きさで適当なものがない。

そこで作る。

2歳児にジャマされないでできるのであったら、とても楽しい作業なのだけれど。。。

 

そして手帳。

こちらは最初ほぼ日のものがほしかった。でもなんというか

うーむ、買わなかったんだな、高いということもあるし

使いこなせない気もするし、ヘソマガリなわたし。

買ったのはMUJIのウィークリーダイアリ。

カバーはむかし常滑で拾った古布を両面テープで固定して縫った。

ちょっと虫喰いのある藍染め。

イニシャルの「h」もチクチクして入れました。

そうそう、これ、カーディガンにもつけてるんだけどカタカナの「カ」じゃありません。

 

ことしもよろしくおねがいします。