長いこと夏は福島の子どもとお母さんに加子母の保養合宿に来てもらってて
その準備と片付けで忙しかったけど、今年からはもうない。
保養も終わって使わなくなったシーツ類はスタッフみんなで持ち帰ったんだけれど
うちにいただいたもので古い昭和な掛け布団シーツが一枚。
昔のシーツって布団の真ん中が楕円に空いていて、ここから布団を出し入れするんだよね。
ちょっとボサって入るけれど、かわいいチロリアンテープがパイピングに使われてる。
最初はこれを切り刻んで、掃除に使うウェスにしようと思ったんだけど、ちょっとためらう。
かわいいだけでなくこのシーツ、肌触りがなんともいえずいいのだ。
きっとひと昔前の布は、機械化もそんなに進んでおらず
今ほど短い時間で大量の布を生産することはできなかったんだと思う。
だからゆっくりと作られ、生地の質もよく。
今ほど安くもなく、今ほど使い捨てることもなく。
それでこのシーツを使って、家で履くステテコパンツを作ることにしました。
チロリアンテープも切り取って(相当ホサホサになってて、
リッパーで解くとリボンも解けてきそうだったからハサミでカット)裾に。
生地自体はかなり古いから、もしかしたらすぐに破けてくるかもしれないけどね。
さあシーツの次はパジャマの人生です。
しばらくよろしくー!