チマチマ毎日

木工屋と陶器屋の夫婦が作るセルフビルドの家と、まいにちの生活、道具のあれやこれや。

何度目かの春

2017年04月11日 | 日々のつれづれ

 

 この春、6歳息子は小学校に通いはじめました。

 

  

 

14歳息子について、スクールバスのバス停までトコトコあるく。

家のテラスからふたりのすがたを眺めていたら、ふと6歳息子が8年前の14歳息子と重なった。

 

14歳の息子は8年前、わたしに怒られて夕方、この緩やかな坂道をトコトコ泣きながら

学校に向かって歩いていた。

 

あれから何度か花の咲く時期を通りすぎ

泣いていたあの子はわたしの背を超えて大きくなって

次に泣く番がきたおとうとを連れて、この道を歩いてく。

 

さて、この6歳息子はどんなことで怒られて泣いてここを歩いていくのだろうか?

またひと騒動おこすのかな・・・。

 

8年前の14歳息子の顛末はこちら→http://blog.goo.ne.jp/titama0157/e/90aac031daa6b4d5457e7172e8d87767

 

 


味噌先生あらわる

2017年04月01日 | 家の中でつくるコマゴマ

 

 3月さいごの日は味噌先生が自作の麹を持って来てくれる日。

6歳息子は楽しみで朝から興奮しすぎ。

 

晴れだったらロケットストーブで茹でるんだけど、この日はあいにくの雨。

前の前の晩から浸水しておいた豆を茹でるのに圧力鍋を使うことに。

しかしアサヒ軽金属の大きい一升だきの圧力鍋でも3kg(乾燥重量)の豆を茹で上げるには時間がかかる。

なんども茹でては圧が抜けるまで放置し、また茹でるをくりかえす。

茹でた豆をつぶす仕事は、息子たちに業務委託。こぼしながら熱い熱いと騒ぎながらなんとか敢行。

 

さて先生登場。

先生作の麹は白い胞子をまとってとても美しい。

 


まずは塩きり麹から。

麹3kgに対し塩1,5kgを混ぜていく。

かたまりがなくなるまで、ぽろぽろにほぐして。

 


    

つぎに茹でて潰した豆を投入。豆の茹で汁を少し温め、加減して入れながらねってゆく。

この段階で手についたタネを少し食べてみたけど、もうおいしい。

これは仕上がりが楽しみだー!



大きい団子に丸めたタネをぼんぼんと容器に投げ入れ、

ときどきこぶしの背でグッグッと押して空気を抜いてやる。

仕上げに塩を表面に覆うようにまぶし、容器のまわりについたタネを拭き取って

ラップをして完成。

 

さて来年までねんねんねんころり。

おいしくなーれ、おいしくなーれ。