チマチマ毎日

木工屋と陶器屋の夫婦が作るセルフビルドの家と、まいにちの生活、道具のあれやこれや。

早くも大みそか

2006年12月31日 | 日々のつれづれ



年末に入ってようやく気温が下がってきた。(うれしくはないけど)
薄曇りだと、もう洗濯物が乾かないし、陽が差さないから
家の中も冷えたまま。
こういうときは午前中から薪ストーブを焚く。

1.洗濯物を乾かす
2.部屋を暖める
3.おせち用の煮物を煮る(写真は黒豆煮てる)
4.お湯も沸く
5.チイも暖まる

これだけの効用がある。

年末に友人に付いて奈良の榛原まで行った。
帰ってきたのが30日の夕方5時くらい。
家の中はたった二日空けただけで冷えに冷えていて
薪ストーブがんがん焚いて普通の石油ストーブ焚いて
コタツつけて夜9時になってもまだ室温14℃。
水道は凍結防止帯のおかげで凍ってはなかった。
山に住むと、家を空けるということは簡単なことでは
なくなってくる。かといって家の中にじ~っとこもってるって
いうことはできない性格。

さて今日は大みそかだし、午後から薪ストーブ焚いて
いちおう簡単なおせちを作って夜に備えるか~。
おせちはよい酒の肴だし。



「誰も知らない」

2006年12月27日 | 読む見る聴く&思う
「誰も知らない」

 この映画を見ているあいだ、つらくてつらくて
はやく終わってくれ、と思うくらいだった。
なのに見おわってからこの映画のことばかり思い出す。
こんなに残る映画はわたしにはそうないかも。

 12歳の男の子をあたまに3歳くらいの女の子まで4人の
子供がいて母親とマンションの一室で暮らしてる。
子供たちはだれも学校や保育園などには行っていない。
近所の人には長男しかいないことになってるから
長男以外は外にも出れない。
そんな中母親が年末を前に家に帰ってこなくなる。
最初はこぎれいだった家の中が
電気を止められ、水道を止められ、徐々に荒れてきて
子供たちの髪の毛も伸び、洋服も汚れてくる。
長男のアキラは弟妹たちの世話をみながら
「生活」を維持していく。

もう見ていて「痛い」んだけど、
でも、この子たちとわたしたちは同じなんだ、って思った。
生きている、生きていくっていうことでほんとに同じ。
毎日の生活の中でそれは忘れてしまいがちなんだけど
生きていくってこういうことなんだ。
生きていくって痛いんだ。
って思った。

すごくいい映画だった。
見ていない人いたら2時間ちょっと、
痛いけどみてほしいな。


サンタさんは何を持ってくる

2006年12月25日 | 日々のつれづれ
 
クリスマスがすごく待ち遠しかったのは何歳くらいまでだった
だろう。もうここ何年かケーキよりもおせちと焼酎の方がいい。
けどむすこも喜ぶしロウソクに灯をともしたりして
「だれの誕生日なの?ほとけさま?」
とか言ってた。
     おとうちゃんがくれた指人形

サンタさんはどうやら悪い子には生ゴミやへびをもってくるらしい。
ほんとにクリスマスの朝、くつしたに生ゴミが入ってたら
ものすごいショックだろうなー。
幸運にもむすこはお菓子ブーツとミニカーをもらえた。
よかったね。
お父ちゃんは無印のハイネックシャツとボクサーパンツ2枚組だったよ。




HPはこのブログからクリックすると見れないようです。
お手数ですが<http://www3.ocn.ne.jp/~yuyama>を
コピーしてブラウザに張り付けご覧になって下さい。


昭和のにおいが薄らいでいく

2006年12月21日 | 日々のつれづれ
青島幸男、岸田今日子が亡くなった。
どんどん昭和のにおいの強い人たちが去って行く。
今年は久世光彦も亡くなっている。

なんちゃらカウンセラーがどこかで書いていたけど
「作家のA先生と俳優のBさんと女流作家のCさん(みな鬼籍)
があの世でコタツに入ってお酒飲みながら談笑してますよ」
って。
今頃向田邦子、久世さんに迎えられて、
岸田今日子が甲高い声で「あら~おひさしぶり~」って
挨拶してるんだろうか。

ああ、あの世はなんてすてきな人たちが集まってるんだろうか。
鬼籍に入るのも(今すぐってわけじゃないけど)
悪くない気がする。

しかしこの先自分が死んだときに、そんなふうに
思ってくれる人がいるだろうか。




HP開設!

2006年12月20日 | 家の中でつくるコマゴマ
    
 ようやく作りました、うちのHP。
HP作成ソフトを手に入れ今月に入ってから少しずつ進め、
10日くらいかかってしまった。HPには、お父ちゃんの
家具の写真をたくさん並べなくてはならない。
一つ一つ画像をそろえ背景を処理し…もうわたしの肩は
温泉ではほぐれなくなってしまった。

今のところまだ仮開設で、これから「家を建てた経緯、経過」
を徐々にupして行く予定。どうぞみなさんお時間あったら
ぜひのぞいてみてください。
(うまく見れないようでしたらぜひ教えて下さい)
http://www3.ocn.ne.jp/~yuyama




このごろのおまけ

たまが最近おかしい。
おそろしい食欲で、家中のものを食べようとする。
以前はこんなことはなかった。せいぜい留守したときに
イライラしてゴミ箱をひっくり返すとか、出しておいたのりを
食べちゃうとか、それくらいだった。
しかしこの頃は外で鳥を捕まえてきて頭残して食べる、
スナック菓子を袋を破いて食べる、ラップに包んでおいた
パウンドケーキを食べる、食べる食べる食べる。
体重は以前は4キロのスレンダー猫だったのが一ヶ月で5キロに。
まだ太ってるとはいえないけど、このまま増え続けるか。。。
今もカリカリキャットフードの箱の上に乗って催促。


方やチイは食べ物の催促はあまりしないけど、
さむいさむいと暖房の催促。

古着天国名古屋大須

2006年12月18日 | どこかへでかける
 わたしの古着好きは名古屋生まれだから、だろうか。
中学高校のころから、栄辺りの古着屋へ行くのが好きだった。
むかしは大須あたりでなく愛知県美術館の裏辺りだったように思う。
20年近くたった今、ビンボーも手伝って古着通いはやめられない。

今回は洋服ではなくて、和服。
友人から教わっていた名古屋大須にある和服の古着屋へ
行ってみた。
よくいく「古着量り売り」の店の横で、大須演芸場の手前。
ドメスティックな名古屋臭の強いエリアである。

そこは3階建てになっており、1階は高めのバッグだかなんだか。
そこは素通りし2階へ。
新品も混じった和服ー黒留袖やら婚礼衣装やら袴やらなんでもあり
お値段は1万円以上のものが多く小物(新品)もある。
3階はウエディングドレスやらイブニングドレスが少しと
た~くさんの色とりどりの和服。
お値段は4000~5000円前後かな。
大島、黄八丈とかも混じってて、そういうものは少々値がはるけど
基本的に「少々難あり」ということで格安。
帯もしみがついてたり。



今回の収穫は帯。よおく見るとしみだらけ~(写真下中)。
半幅帯(黄緑)とあわせ、年末3割引セールで1300円。
安いとみるか高いとみるか。
あとは実家から使わなくなった帯揚げや帯、帯締め、襦袢などを
ちょうだいし、電車でよっこら持って帰ってきた。
おばあちゃんがむかし着ていた着物や使っていた小物も
いろいろあって、なつかしかった。着物はサイズが合わないけど
小物は使えるからね。






かもめ食堂・恋の門

2006年12月14日 | 読む見る聴く&思う
 むすこが8時前に寝るようになって、
 夜、本を読んだり映画をみたりする時間が
 久しぶりにできた。借りてきて映画を見るなんて
 これまた5年ぶりくらい。

 「恋の門」松尾スズキ初監督作品。
最初から面白くて笑ってばかし。(好みもあるが)
片桐はいりや塚本晋也などもったいないくらいの使い方で登場する。
     
コスプレがメインになるところが多く、パーティー会場シーンは
よーくみると、ど根性ガエルのひろしやガチャピン、メーテル
(大竹しのぶ)など探すといろいろいる。(もちろん車掌も)
サンボマスターのBGMはぴったりだし
忌野清志郎と何十人が繰り広げるダンスシーンは必見。

       
「かもめ食堂」
 うってかわってフィンランドにある食堂が舞台。
小林聡美がひとりでやってるこの店にひとり、ひとりと
女がやってくる。この店長は、すごく親身になって親切に
するわけでもないんだけど少しずつことばをかける。
おいしいコーヒーをいれて出す。おにぎりをつくる。

この映画を見て思ったことは「ああ、女ってやさしいな」ってこと。
なにか事情があってここにいるんであっても、何も聞かないで
温かいものを出す。

すごくかっこいいわけでもなく、派手なことも起こらず
淡々と生活はある。そういう毎日がとてもいとおしく描かれている。

この鳥の模様は、空港で荷物が出てこなくて困っている
もたいまさこが、着るものがないのでフィンランドの町で買った
シャツの柄である。

       


紙ねんどでユキダルマ

2006年12月13日 | 家の中でつくるコマゴマ
        

今年の12月はなんだか暖かい。
カメムシも少ないし、暖冬はまちがいなさそう。
昨年はこの時期雪だるまを作れたけれど
今日は紙ねんどで。

むすこのつくる雪だるまは豪快だ。
今年の春にはまだねんどでだんごは作れなかった。
よくぞここまで‥‥(涙)。

いろんな小枝をぶすっと刺して完成。
手前の小さいのはわたしのつくったやつ。
さて色を塗りたがっているが、どうなることだろう。
できればここでやめておいてほしいところ。


薪割り場

2006年12月11日 | 日々のつれづれ
 なんていい天気!秋のよう。

 昨日、付知の古物屋さんで斧を買う。
           手も黒く光っていいカンジ。
           1500円でした。(値切って)
           安いか高いかわからないわたし。

 晴天のうちにこの斧を使って薪割り。
           
           お父ちゃんは実は片付けが下手で
           気がついたら仕事場の前には散乱した
           木片やら木皮、おがくずがいっぱい。
           これでは電気のメーターを検針に来る人が
           通れないでしょう。
           大きい丸太、割った薪、木皮、落ち葉、
           湿っけたおがくずをそれぞれ分ける。
 フフフ、今日の成果。                    (といっても手前半分のみ)
           しかしすでに腰が痛いし、足が重い。
           そしてまぶたが重くなっているのであった

にんじんづくしカレー

2006年12月08日 | 今日のメニュー
  今日はカレー。      

 先々週は大根ラッシュ。その次は白菜。そして今週はにんじん。
この冬は野菜が豊作で、畑をちゃんと持ってないのは
この辺りでうちだけだから、ご近所さんからよくもらう。
にんじんは柔らかくてきれいな葉つき。
少しだけ苦みがあるけど、シチューやミートソースに入れると
ぐーんと風味がよくなる。もちろんカレーにも投入。

 
人参もたくさんもらってあるから小ぶりのものを6本も。贅沢~。
一本はすって入れた。

                
左の小鍋にコドモ用をとりわけ、あとはオトナ用少々辛いカレー。
圧力鍋で野菜、チキン、ベイリーフ、などを先に煮てしまい、
くたっとしたらカレー粉、ナンプラー、塩、しょうゆやソース少々、
あとほんの少しタイカレーペーストを入れてストーブで少し煮込むだけ。明日の方がおいしいんだけど。



きょうのおまけ
 薪ストーブの横のこの狭いスペースが
           一番暖かい。けど今日は実は巻きストーブ
           つけてないんだけど。
           なめくじのようなちいさん。