チマチマ毎日

木工屋と陶器屋の夫婦が作るセルフビルドの家と、まいにちの生活、道具のあれやこれや。

造幣局あらわる

2018年03月30日 | 日々のつれづれ

 

 7歳息子も春休みに入った。

学校がきらいではないけど「これをやらねばならぬ」を羅列されるのが

とてもつらい息子は(オトナもそうですが)

休みに入り、一日今日なにしてすごそう?と朝から考えるのが楽しいらしい。

 

 

お金をつくるのも、その楽しみのひとつ。

徐々に仕上がりもうまくなってきて、それを一枚ずつ丁寧に箱に収めている。

どこかから出してきたコインも一緒にして。

 

「こんなにお金いっぱいにして、どうするの?」と聞くと

「家を建て直して、クルマ買って、海外旅行する」

 

ひっくりかえってしまった。

何という昭和な希望!

帰宅した父ちゃんに「家を建て直したいらしいよ、クルマも買い換えるらしいよ」

と伝えたら「家を建ててるとこを見てないからなあ」とちょっと寂しそうに言った。

 

しかしこの昭和なお人、将来の夢は?と聞いたら「本屋さん」だそうです。

 

 

 

 


くつしたは穴だらけ

2018年03月26日 | ちくちく縫い縫い

 

 15歳息子の高校受験も無事終わり

志望校に行けることになって、わが家は「風邪インフルエンザ戒厳令」が解かれた。

そこで気がゆるんだ息子がまず風邪をひき

次いでゆるんだわたしが感染してたおれた。

 

しかし熱があってだるいし咳も鼻も出るのに、高熱をよくだすわたしはこういうとき動ける。

動くとよくないのはわかってるんだけど、こういうときしかできない、

と思ってやっちゃう。

 

今回は靴下の繕い。

穴が開いたものがたまっている。

ずっとやりたかったダーニングにチャレンジ!わーい!

鼻水が垂れるので鼻にティッシュをつめてチクチク。

 

  

見よう見まねで取り急ぎ一足。

ほんとは同じような毛糸でやるらしいんだけど、手元にないので

刺繍糸を使った。

それがダーニングを一層むつかしくさせてしまった!

きれいな格子模様なんてできないできない。

    

こっちは穴がまだ小さかったからよかったけど

でも仕上げは人様に見せられるものではなく・・・。

 

でもお直ししたくつしたを履いてみてわかったんだけれど

直した後でも足の裏にひびかないということ。

直した後が少しだけ分厚くなって、はき心地は前よりもいい感じ。

次回はぜひ細めの毛糸を使って直してみたい。

 

   

 

ダーニングも穴が「みかんが通る」くらいの大きさだともうだめ。

とういうかそんなになるまで放っておくのが悪いんだけど。

それは合皮をパッチワークしてみました。

半分室内ばき感覚。

これだとかなり「履いてる」感があって、

ビルケンみたいな靴しか履かないわたしだからいいものの

ぴちっとした靴だと入らないかも。

 

何にせよ気に入っているくつしたがまだまだ履けるのはうれしい。

だってくつした、高いんだもの。

 

 

 

 


犬のごはんはいらぬ

2018年03月09日 | 愛しいねこたち

 

 ここのところ、猫たちが少食になってきている。

冬の間は怖いくらいカリカリを食べていたのにどうしたことだろう、

春がきたからかな、サカリの声が聞こえるし。

 

なんて思ってたら、今日衝撃の発見をしてしまった。

      

 

よーく袋を見たら、犬のごはんだった・・・・。

 (気づくまでにすでに小袋3つは消化されていた)

 

 

ごめんよーごめんよー

2、3月は受験シーズンで塾のしごとも忙しく、窯も焚かねばらなず、その結果がここに。

どうりで食べが悪かったはずだー悪かったよう。

 

 

 7歳息子はダンボールでこつこつ猫タワーを作る。

「そんなの作ってもなかなか入ってくれないだろうなー」と思っていたら

作るはなから入る輩がおる。

   

タビオであった。

 

 「お、いいじゃん」

タビオはいいやつだな。

犬のごはんも、結構食べていた。

 

  

お父ちゃんのことも好き。

 

捨てられてどこぞの駐車場で死ぬほど泣いて

よその誰かに拾ってもらって、さらに保護されて、うちにきました。

 

 

受験生のイライラをいやし、犬のごはんも食べて

コドモの作った猫タワーにも入ってくれる。

いいやつだな、タビオ・・・。

 

 

 

 

 

 

 


共同展はじまる

2018年03月02日 | 作品

   

                

 

 布作家さんに展示会に誘っていただいて

久しぶりに出します。

天然土灰の釉薬ばかり。

灰はいただいたものもあるけど、薪ストーブと風呂の焚き口から出たものもある。

扱いも慣れてきたけど、手荒れがすごい。

 

灰はブルーベリーの根元にもかける。

 

山の木が、家をあっためてくれて、灰になって釉薬になって

ブルーベリーにもかかって。

ぐるぐるまわっていく。