チマチマ毎日

木工屋と陶器屋の夫婦が作るセルフビルドの家と、まいにちの生活、道具のあれやこれや。

啓蟄でねずみも這い出る

2013年02月28日 | 日々のつれづれ

 

 朝洗濯しようとしたら洗濯機のフタの上に黒い炭化した米のようなものが・・・。

  ←掃除したあとです、もちろん

 

この粒、どっかで見覚えがある・・・そうだ仕事場で出ていたネズミのフンだ~ぎゃあ~

家中くまなくチェックして、どうやら脱衣所だけ、それもおそらく一匹。

いまのうちに進入路を断ってしまわないとメンドーなことになる!(経験則)

さあ朝7時半からうちは大騒ぎ。今日はお父ちゃんも木工仕事で家にいるし

作業に駆り出せ~!

 脱衣所はスキマだらけ。ここはふさいでもらった。

 

 ここはまだ・・・造りがいいかげんなのがバレバレ。

 

 床のふしあなも今まで放置してたけどふさいでもらう。

 

で、次の日の今日。

いまのところは侵入した形跡はなし。

でもおかしいなあ、常滑の古い家でも、自分で建てたこの家でもねずみが出たら

即退治してくれてたハズなのに・・・

 

「ん?あたしのこと?」

 

タマ、すごく優秀はハンターなハズなんだけど

ここさいきん耳が遠くて。

おコタツに入ってウトウト、ご隠居さん然。

いいんだよ、いいんだよ、タマ。。。

 


おひなさまのよな夫婦

2013年02月22日 | 日々のつれづれ

 

      

 

いつもの親指大のおひなさま。

ことしも出てきました。

いつもの場所、ちいさい飾り棚の一角におはしまする。

 

雛人形をみると、夫婦を連想する(まあ夫婦でしょう)。

 

 

わたしたち夫婦の結婚式は常滑の大善院というお寺でとりおこないました。

結婚式のチラシ(ってオカシイか)も自分で手書きしコンビニでコピーし

友人たちに受け付け、司会、お料理のサーブなどをお願いし

式の当日夫となるひとはお寺の中を掃除機がけ、酒屋さんに一斗樽を注文し

升を用意し、お引き出物も作り包装紙に自分で「寿」の字を書きました。

 

ふとそんなことをおひなさまを出しながら思いだしたのは

わたしたちの結婚式の写真を撮ってくださった三澤さんが

ここのお寺の住職ごうけんさんのことを書いていたのを見たから。

アタマの中がざざーっと15年くらいさかのぼって、ひとりタイムワープしてしまった。

 

すごく久しぶりに会うと、そのひとの変わってほしくないところがほんとに変わってなくて

会う度にほっとさせてくれる。

離れていても思いだすだけで「きっと変わらなくいてくれてるだろうな」って思って

ほっくりした気持ちにさせてくれる。

この大善院のお寺のご夫婦がわたしにとってそういう存在。

このおひなさまを見てふふふと笑みがこぼれる。

 

さて自分たちはそんな夫婦になれるだろうかねえ。。。

 

 

 

 


カーテンを縫わねば。

2013年02月19日 | ちくちく縫い縫い

 

 ずっしり重い雪が続くと春が近いなあと思う、ようになったのは

こっちの気候に慣れてきたからなんだろうな。

しもやけもカユいカユい。

 

緑が恋しくなって、ホームセンターの苗売り場をウラウラ。

また見切り品を買ってしまった、枯らすことが多いくせに。

  ハイペリカム ホメオパシーでは聞き慣れた名前

 

 新芽が出ていてこれに惹かれた

 

さて春が近いとカーテンを縫いたくなる。

縫いたくなるんじゃなくて冬にやる気がおきなくて放置していたのを

もうこんな廃屋のようなカーテンでイヤになっただけで。

 

  布は秋ぐらいに大塚屋で買ってあったのがホコリかぶってる

 

今日はアイロンでふちを折り曲げてここまでしかできない。

こんどははじっこを手縫いでかがっていきたい。時間かかるだろうなあ。

 

さてこれをどうやって窓辺につるす?

 

  

 

現状はこのようなステンレスパイプにS字金具を通し

布の方にはバチコンと穴開けて金属はめるハトメ(だっけ)をつけてある。

でも、これ、洗濯してるうちに金具がはずれてくる。

なにか新しい策はないものでしょうか?

 

 

 


味噌しこみ初体験

2013年02月11日 | 農作業農作物

 

 ここ最近自分で味噌を仕込むひとがまわりに増えててちょっとウフフとおもう。

味噌って日本人にとって基本のキ。

いつか近いうちに「作るのがアタリマエ」とかなったらいいなあ。

 

とかいいつつわたし初めての味噌仕込み参加。

  

 

植樹林のくらい峠を越え15分もうちから走るとそこは中野方。

おちついたカンジのいい集落。

そこのおうちで作った大豆をもとに、塩きり麹などもうすべておまかせで準備してもらって

初心者なわたしはお手伝いちょこちょこするだけ。

 

  子どもたちも働く働く!

 

もちよりお昼ごはんもとてもおいしくて

こどもも数えたら14人もおり

ほっこり薪ストーブもあたたかく。。。

 

うちがここに越してきたころは、ぽつんとしていて

なんというか「浮いて」いた。

震災があってそのころから生き方の方向が近い人に接することが増えて

世の中つらく思うこともあるけど、こちらの面では心強く思う。

 

今年の最初の東野自然農塾で塾長佐藤さんが

「みなさんいきなりクルマとか乗らずに、電気も使わず生活しましょうっていっても

ムリでしょう。すべて完全をめざすと折れちゃうんですよ。

できることひとつひとつからやればいい。その先に積み重ねがある。

自然農もそうです」

 

というようなことを言っておられた。

しあわせにたのしく暮らしながらいっこいっこ進める。

味噌もそう。たのしい味噌。