チマチマ毎日

木工屋と陶器屋の夫婦が作るセルフビルドの家と、まいにちの生活、道具のあれやこれや。

1/6いなくなる

2012年08月26日 | 愛しいねこたち

 

 うちの猫チイが亡くなって一週間たった。

  

    

 

 チイはわたしがまだ20代の頃バイト先に捨てられてたのを拾った。

まだ目が開いてなくて耳も小さくてよくわからないくらいでノミだらけで

動物病院の先生に診てもらうと生まれてまだ数日くらいということだった。

 

それからは夫がたいへんで(ってまだ結婚してませんでしたが)。

猫ミルクを温めて2、3時間置きに飲ませる、おしっこさせる、放っておけないから

トートバッグに入れて仕事場に連れて行って世話した。

わたしはその頃バイトが忙しくて夫に任せっきりだったような気がするなあ。

 

 

それから長いつきあい。15年以上になる。

 

チイは今年に入って鼻血が出始め、それからゆっくりとやせてきた。

食欲が落ちてきて寝てばかりになった。鼻の奥に出来物ができていたようだ。

 

病院に行って注射と点滴を打つと元気が戻る。

ごはんも食べるし、山に散歩にも行くし、ヨソ猫とケンカまでしたり。

 

だから点滴注射を続けていれば、まだ大丈夫かなって思ってた。

でも点滴の間隔が短くなって来た。二週間おきに行ってもよくならない。

 

次第に「これは延命治療なのでは・・・」と思うようになってきた。

チイは病院がイヤみたいで、めったに声も出さなくなっても病院にいくためにカゴにいれると

いやーいやーというふうになくのだ。

注射を打っても食欲が戻らず、注射器でドロドロのごはんを飲み込ませることもした。

でもとても嫌がる。

 

夫と何度も話し合って、もうやめようと決めた。

チイはもう食べたくないんだ。

ここを決めるまで、とても苦しかった。

そんなことを決めていいのか、まだ生きられるんじゃないか・・・。

でもわたしがチイだったら、食べたくないときに飲み込むのはツライんじゃないかな。

その一点で決めた。

 

チイが亡くなったのは、一歳児の息子が二歳になる誕生日の次の日だった。

誕生日は寝てるチイの横で家族でごはんを食べ、そのままそこで布団をひいてみんなで寝た。

その次の日の朝、チイは静かに息をとめた。

誕生日を待っていてくれたんだ。

 

10歳の息子は家族を数えるとき、必ず猫たちも数にいれて6人っていってた。

それが1/6減ってしまった。

 

 

 

チイを埋葬したのは夫の仕事場の裏の大きな木の下。

埋葬するのがあまりにつらくて、その前にチイの毛を入れてチイの顔を作った。

泣きながら手が震えて、うまく縫えない。

でもこれを見て触ると、すごく落ち着く。

お墓や仏壇が人にとってすごく大事なことが身をもってわかった。

 

チイは楽しかったかな。

ここに越して来てよかった、って思うのは猫たちが朝日を浴びながら伸びをしているのをみたり

ザクザク山の中を歩いているのをみたり、木の下で涼んでいるのをみたとき。

 

そんなすがたを見せてくれてありがとうね。

長いことありがとうね。

チイ大好きだよ。

 

 


買わないですむ、むふむふ

2012年08月17日 | 作品

       

            

 

 山の朝はすずしい。

 

昨年作っておいたブルーベリージャムを自作の天然酵母パンにのっけて

そのパンをおとうちゃんのつくった木皿にのっけて、

いただきます。

 

今日も暑くなりそう。。。

 


イノシシづく夏祭り

2012年08月13日 | 田舎暮らし

 

 夏のお楽しみ会も企画盛りだくさんで終わり。

   

 水ふうせん釣り、流しそうめん、卓球大会、花火。。。

準備するオトナたちは大忙し。

 

   

 夕方からはじまった納涼会のメインは告知どおりイノシシの焼き肉とビール。

 

最初、部位がわからずおっかなびっくり食べてみたけど

肉が味噌だれにじっくり漬かっていて、油も少なくおいしい!(どこの部位だろう?)

おいしいんだけど、やっぱりそんなにたくさんは食べられず・・・。

そして結局ホルモン、レバーなどは食べなかった。

(地区の男の人たちが外でジウジウ焼きながら食べてました)

これでしばらくはイノシシでの祭りはないかな、肉ももうほとんど残ってないし。

 

 

なーんて婦人部で片付けしながら話しつつ祭りを終え、次の日。

なんと!うちのお隣さんちに仕掛けてあったイノシシのワナに

ウリ坊が5匹もかかってしまった。

夜中に「きゅうきゅう~」とブタの泣く声が夢の中でくり返し聞こえていたような。

 

そのウリ坊はどうしたか?

 

朝一番で「猟銃会」のひとたちが来て何かしてました。

(水分を採れない状態だとすぐに脱水症状になってしまうらしいので対応が早い)

わたしは怖くて子どもと外出しちゃったけど。

ああ、ウリ坊、どうなったんだろう。

もしかして次の祭りに出る・・・・・?

 


明道町にはまる

2012年08月12日 | どこかへでかける

 今週末は小学生のためにお楽しみ会をやる。

うちが今年の当番。

お楽しみ会が済んだらそのまま地区の納涼会。

一日集会場です。

 

さてそのお楽しみ会のためにわざわざ行ってきました、明道町。

もともと名古屋のオモシロイのは問屋街、だとわたしは思っている。

予備校時代、よく駅裏のあやしげな裏通りと隣接するお菓子の問屋街で

デカイ袋入りのせんべいとか買ったりしてた。

問屋大好きなんです。

 ひも付きフルーツ飴、ナツカシイ!

 

今回「松本煙火」という花火屋さんで花火セットを購入。

その後おもちゃの問屋さん「掘商店」へ。

ここはボールすくい、くじつきおもちゃ、キャラクターおもちゃなどところ狭しとならぶ。

目が泳ぐ泳ぐ。

こどもほったらかしでわたしも店内をめぐる。

 

    みつけた!バッジセットと

 

  チェコ風シール

 

 シールはすべてことなった絵柄!

 

あ~たのしかった。

また掘り出し物さがしに来よう。うきうき。

 

 

 

 

 

 


夏のイベント盛りだくさん

2012年08月07日 | 日々のつれづれ

 

 こちらに越してきてビックラしたのは

地区の催しもの、仕事が多くて一カ月のうち土日がすべて埋まることがある。

夏は草刈りといっても、地区の草刈り学校の草刈りなどそれも2回ずつくらいあるし。

 

さて今年もこの集落の夏の納涼会のお知らせが回覧板にて回る。

 

    

 

  

「当日は若山(この集落の名前)地区の道場六三郎こと大橋板長が、獅子肉を使ったバーベキュー等

調理をしていただけますのでご参加をお願いします」

 

また、イノシシの肉でお祭りだ。

たしかにオイシイとおもう、臭みもないし。

でも肉食じゃないんです~そんなに食べれません~。

 


水道、いちおう完了?

2012年08月01日 | 家の中でつくるコマゴマ

 

 gooブログのジャンルで「住宅」を選んではあるけど

こんなこと書いてる人はいないだろう。

 

 うちは6年前のブログにもこんなこと書いてるように

http://blog.goo.ne.jp/titama0157/e/b6eaa04e8fdf239c8ac003694ac6a8e4

水道は家の前の道路際までしか通していなかった。

 

その先はホースでタンクに水を溜め、タンクから電動ポンプで母屋まで水を上げる。

 

だからカミナリ銀座といわれるこのあたりでよくある停電にはこんなこともあるし

http://blog.goo.ne.jp/titama0157/e/b685c868ce339317125708f28bce4452

タンクに水を溜めてるのを忘れてそのまま外出し

じゃあじゃあ流しっぱなしだったこともある。

(すごいもったいなくて、ショックそしてストレス~)

 

それがとうとうお父ちゃんががんばって母屋まで水道をつなげた!

やったね~!長年の願いがひとつかなった~!

 

-------ってあまりほかのひとには共感しにくいだろうな。。。

 

  水圧が増してこの蛇口の白い部分がすっ飛ぶほどに。

 

 

でもウレシさとともに「水道か。。。もとのお水や、水を送るシステムがどうかなったら、もうあかんな」

と同時に思ったり。

 

そして洗面・脱衣所の床も張り替えてもらった。

 

 一見キレイな床。

 

 

でも今までの無垢の木の床板と違ってホームセンターで安売りしてたフロアー材。

テカテカしててサラサラしない、ピカピカしてて掃除はしやすいんだけど。。。

 

無垢材は汚れたり傷みやすかったりするけどやっぱり一度味わうと足の裏がそれがいいっていうな。