雪虫が飛んでいるうちのまわりを
7歳息子と木の実を探して歩いた。
まつぼっくりは小さいものしか落ちていない。
どんぐりはリスとイノシシが食べてしまってひとつも落ちていない。
そこでちょっとだけ車で走って近くの高原へ行ってみた。
松の木はいっぱい木々にくっついている。
10センチ以上のものもある、ある。
でも地面に落ちていない。
おそらく動物たち、おもにイノシシが食べていると思われる。
まわりにはイノシシが掘った穴だらけだった。
おなか、すいてるんだね。
それでも探し、探していると・・・
こんなのを父ちゃんが発見。
これはナニ?
息子がヒモをつけて薪ストーブの近くにつるした。
すこーしずつ乾いてきて、一枚一枚、種子が浮いてくる。
バラの花びらみたい。
ふつうのよくみる松ぼっくりも、伐採した木から採取。
(それくらい地面には落ちていない。イノシシ総ざらえ。)
こちらも硬く実を引き締めていたものが、ゆっくりと開いてくる。
親指大の天使さまを紙粘土でつくる。杖はシソの枯れた枝。
松ぼっくりと一緒に飾ろうかね。
年末が近いんだなあ。
続編〜
高原の管理者に聞いてみたところ、これは「ヒマラヤ杉」の松ぼっくり(杉ぼっくり?)でした。
息子が薪ストーブの近くにヒモでつるして乾燥させたところ
下の方からハラハラと種子がはがれ落ち、軸とバラの花のようなものが残りました。
植物の美しさに見惚れます。