チマチマ毎日

木工屋と陶器屋の夫婦が作るセルフビルドの家と、まいにちの生活、道具のあれやこれや。

ミシンは精神安定剤

2017年06月25日 | ちくちく縫い縫い

 

 ここのところ土に触れるのは陶器の方でなく、畑の方が多い。

同じ土なんだけど、いろいろ違うことがある。

迷うときにはなんでかミシンのタンタンタンという音が

わたしの生活をわたしのペースに戻してくれます。

タンタンタンタン・・・。

 

ここ数日はそんな感じで、いろいろ作りました。

 

 

 

6歳息子の、命名「ニンジンパンツ」。

ちょっと前までは6歳息子はわたしの作るズボンばっかりだった。

でももう嬉しそうにわたしの作ったものを着てくれる時期は終わってしまったみたい。

「これ着てみてー」ちょっと考えてから「おやすみの日に着るね」。

 


  

これなんて、みんなが着てるジャージの代わりにと作ったんだけど。

これも学校には着てくれないみたい。

かなりさみしい。

 

いいよ、自分のものを作るからさ。

 

これ、いただいたものの中にあって「お弁当包みでにでもしよう」と思ったところ

ふと思いついて首に巻いてみたら、ええ〜いいじゃん!あまりに心地よい肌触りにウットリ。

お弁当包みはやめました。色柄もいいしね。

第一もとの持ち主の大事にとっておいた気持ちがなんとなく来たのです。だから。

 


 

さて。今回はこれをガンガン縫いました。

布ナプキンです。

布作家さんからいただいた生地の中にネルがあって、さわっていたら「ああいいなー」って思って

チョキチョキして、いーっぱい縫いました。

ネル生地の間にはいらなくなった綿のシーツを何層にも重ねて間に入れて。

よく見かける楕円型にしなかったのは、うまくロックミシンが使えなかったから。

でもまあいいやー。

生理中だったので作ってすぐに使ってみました。

 

自分のカラダのことを丁寧に、大事にするって

まわりのことも大事にできる。

そういう気持ちが戻ってきたかんじ。

 

ミシンはやっぱりわたしの精神安定剤です。

小学二年の頃からね。

タンタンタンタン・・・・・。

 

 

 


6月の、見る

2017年06月11日 | 田舎暮らし

 

 今日はクルマでうちからすぐにある森で、ネイチャーゲーム。

 

ネイチャーゲームとは・・・

それは山の中に入って、「まるいものを探してみよう」「匂いをかいでみよう」「耳をすまして聴いてみよう」など

 いろんな言葉にそって、木立の中を歩いていく体験教室。

何も与えられない上を歩くこともいいんだけど、ヒントをちょっともらうと別の発見もあるものです。

 

   

 

6歳息子とこれに参加するのは何度目かな。

保育園でも一度企画されて、園のまわりの氏神さまの横の葉っぱ拾ったり虫を探したりした。

  

今日のネイチャーゲームは

  目隠しをしてロープを伝って木々の間を歩くこと。

  裸足で散策すること。

  目隠しをしてるひとの横を、そーっと気配を消して足音を消して、通り過ぎる。

そんなことをしました。

うまくいかなくて泣く子もいるし、気になったことを矢継ぎ早にお父さんに話す子もいる。

みんなそれぞれ、いろんな体験になってる。

 

   

散策コースの途中にある池は、カッパがいます。いるよ、絶対。

 

  

帰宅して今日の夕飯は朴葉すし。

この地方の郷土食。

今日この葉っぱを見たねえ〜と言いながら酢飯に具をのっけていく

(うちはこの土地の生まれではないので、のっける具は適当)。

 

  

 

朴の枝と若葉をとってきて、何をするかや、6歳児。

その美しさに見とれて、来年もまた会いたいなあと思うのでした。