「おおきいおきゃくさま」って書くと、絵本のタイトルみたい。
もうじき雨が降るかなというちょっとうす暗い午後、
玄関外の木の階段を上がってくるカタカタという音が聞こえる。
「おとなりのおばさんがお野菜を持ってきてくださったかな」と思ったけど
声がしない。
カタカタ・・・まだ音がしてる。
窓から階段をのぞくと
カモシカが来てました。
玄関に入るつもりだったのかな。
実はこれが初めてではなくて、数年前にも同じことがあった。
もしかしたらわたしたちが留守中、何度か訪ねてきているかもしれない。
すごすごと帰ってゆきました。
今日来たのはまだ若者、子どもではなく若者、のような感じ。
どこで寝るんだろう。ひとりで寝るのかな。
ほんと動物が多くなってますね。
田畑したのお屋敷に猿が出たって聞いて。
今年は、今まで咲いたことのない
コスモスが3輪も咲いてます。
哲学になってしまいますが、
コロナ
温暖化
動物
人間の豊かさ
人間のいる意味を問われてますね。
にしても野良作業とか1次産業毎日したいw
カモシカ、すごすご帰る姿はなぜか哀愁を帯びていて
tenfingersさんのように「もうちょっといていいよ」って
言いたくなります。
うちのまわりでは大豆やにんじんの葉っぱを食べちゃうんですが
イノシシみたいに一晩で畑を全滅させることはないので
そんなに気にしていません。
よそはわからないですが。
東北では日照りと聞きました。
十数年後この辺りの農業はほぼなくなってしまうのではないでしょうか。
お年の方々が続けていかれているので、なんとか保っているこの里山は
保っていられますよね。
山や中山間地も荒れてきて、動物たちと人との境目もなくなり
人の住む場所はなくなるかもしれません。
カモシカと出会うのはうれしいのですが、そのリミットが刻々と近づいてきて
いるように思えて不安にもなります。
取り返しのつかないところまで来ているのかも
しれませんし、
何か人間に訴えているのかもしれないなって。
感じたりしてます。
農業もですが、林業も、漁業も
人が少なくなれば、一次産業はかなず減るし。
世界人口のサイトを見ると、
今後は人口増加はするようですが
日本は減ります。
地球上で
山林や水が豊富な地域はそうそうないのに。
日本では
間違えと言うか、掛け違えているんでしょう。
自分でできること
細く長く続けるって
とても大変なことですが
農林は続けていきたいです。
わたしはそちら方面の草刈りはひと段落終え、
あとは一件残すのみとなりました。
草刈り仕事を終えて冬到来、早いなあ〜
唯一今日だけ昼間に家にいるのは本当に久しぶりです。
年賀状と見切り品を買いに行きましたが(笑)
いつまで、夜な夜なやっていたのかわからず。
仕事も忙しく28日まで
親の事も昨年末からあり、お米も地域のこともネットにも書けないようなことがあり覚悟も視野に入れつつ。
よいお年を。
この歳になるといろいろありますよね。
そんな中自分のやりたいことをやれる時間というのは
本当にありがたいなーって思います。
ばるさんも少しでも畑時間が持てるといいですね。