チマチマ毎日

木工屋と陶器屋の夫婦が作るセルフビルドの家と、まいにちの生活、道具のあれやこれや。

ざわざわざわ

2008年11月29日 | 日々のつれづれ
 玄関出るとすぐ落ち葉


落ち葉が最盛期。
掃いても掃いても落ちてくる。
でもこの箒で掃くという動作は結構好きで
レレレのおじさんのようにいつまでも掃いていたくなる。



お風呂の焚き口周辺も落ち葉。
怖いなあー。


この土地を選んだ理由としてつれあいは、「生えてる木」で決めたところが大きい。
落葉樹ー栗やコナラ、山櫻などがいいらしい。
実際住みはじめてわかったんだけど、とても季節を感じる。

今回の落ち葉はなるべくたくさん集めて堆肥にせねば。



仕事場で釉掛けしてると前の傾斜がわさわさわさ~とゆれて
一部の葉っぱが流れていく。
そうそう、住んでからわかったこと、木の種類によって葉の落ちる時期が
違うんだってこと。わたしはそんなことも知らなかった。



 
 夕方陽が落ち始めると外出していたタマがご帰還。
自分で開けられるくせに開けてもらうの待ってる。

大掃除第一弾

2008年11月28日 | 日々のつれづれ

 11月は連休が多かった。
子どもいるし、どーせ仕事もできない。
そこで台所周辺の「一番やりたくないところ」=換気扇
の掃除を敢行!
うちは12月に入るととたんに冷えこむから、今のうちにやっておかねば
手が凍ってしまうからね。

  

いろんな部品をはずしていってファン自体もはずす。
それから一番奥にある、ぱったんぱったんするやつに
洗剤をかけ油を溶かしていらなくなった下着などで拭く。
肩が痛くなるし手先が冷えるー。部品で手を切るー。
だから換気扇は嫌いだー。

 

タッパーやボウル、ざる、水筒などがごちゃごちゃになってる棚も
一気にどさーっと出して、不要品は捨てそれから収納し直し。
しかしどーしてタッパーなどのフタってこんなに余るんだろう?
フタを捨てたあとになって本体が出て来そうで捨てられない・・・。

 こちら保存食品などを入れてる納戸。

こっちも一回全部出す!もう台所付近は山のよう。
種類別に分けて、また入れ直す。
豆などの乾物がすごい期限切れになっててちょこっと虫もわきわき。
この右半分は文具や保育園からもらう書類。もうこれは来春にまわそう。

とりあえず午前中3時間弱かかって終了。ふはぁ~。
外に買い物に出る気力はもうない。
顔や髪が油くさいような気がして、すっぴんだし。。。


終わってホッとした午後、神戸からハーレーに乗って大声でやって来た客人あり。写真に写ってる大きーなトウガンを、もらってあったカニ缶でコトコト煮てあったか冬瓜汁にしました。ゆずの皮そえて。


「地域デビュー」

2008年11月25日 | 読む見る聴く&思う

 「これから始める地域デビュー講座」というものに
行ってみました。



 地域デビューとは、聞きかじったばかりでつたないわたしの言葉でいうと
団塊の世代などが退職したあと、なにもせずにいるのではなく
地域の問題に取り組んだり、自分がこの先向かうであろう老後の生活を
荒廃したものにさせない環境づくりにむけてみよう、といったものかな。

具体例でいうと「都会で働いたあと田舎暮らしに憧れて地方に来たものの何もすることがなかったけれど、コミュニティーバスの運転手を任されることになって地域のお年寄りの足となり、地区に入り込むきっかけにもなった」
とか。


わたしたちはまだそんな年齢ではないんだけれど
地域デビューの背後にはいろんな問題が付随している。
近いうちに、この中山間地には年寄りの人口がそうでない人口を
上回る。
そしてあとは坂を転がるように高齢化が進み、「はたらけるひと」の割合はおそろしい勢いで減って行く。仕事もないし。
そうなったら少しでも動けるひとが動きにくい人、動けない人を助けるってことが必要なわけで、そうした取りくみは今からでもけっして早くはない。

今回のテーマは「地域の足となるコミュニティーバス」。
実際恵那市の三郷町というところでこの運営を現実化するにあたり
どんな団体が、誰が、どの規模で、どうやってやっていくのかという
具体例をいろいろあげて問題点をあげる。


朝9時半から始まる講座は、簡単な自己紹介のあといきなり
ワークショップに入り、4人ずつのグループに分かれ具体案を出し合い
まとめていかねばならない。

わたしの入ったチームは名古屋大学環境研究科准教授、三郷町の自治体に属し実際そういった活動をしておられる女性、市役所の方。
いきなり難しい専門用語が飛び交い、じつは前夜そうとう焼酎を呑んで
アタマがぐらんぐらんしていたわたしは酒臭い息を殺しながら
ついていくのが精一杯だった。意見なんて出そうにも出ない。
「いや~うちの電話番号はちょっと前まで地域タクシーの電話だったみたいで、相当な間違い電話かかってきますよ。みんなお年寄りで、病院まで行くときタクシー呼ぶんです。」くらいしか発言できない。。。

  
さて、この本「地域をデザインする」。
この三郷町に住んでいる駒宮さんが、中山間地のこの先を三郷町周辺のデータと自分の生活をもとに中山間地のこれからを「デザイン」したもの。
わかりやすく暗くなくおもしろい。
田舎に住んでいないヒトもぜひ一読を。







田中恵子さん「気儘な作品展」

2008年11月23日 | 読む見る聴く&思う


常滑屋にて「田中恵子 気儘な作品展 」  11/24 まで

 田中さんとはとあるギャラリーでお会いしてから7年くらいのおつきあい。
わたしの作品展にもよ~く来て下さる、名古屋弁の鮮やかな女史である。

田中さんの書の展示会に行くのはこれで3回目。
いつも見るたびに新しい表現方法、素材、題材で
見るこちら側はどきどきする。


 

細部にわたって田中さんの吟味されたものが集められる。



皮の額縁。
色合いがほんと素敵。

どの作品も組み合わせの妙。
古布ひとつとってもその色合いがいいのだ。

わたしのアタマの中も活性化された展示会でした。

女ひとり風呂

2008年11月22日 | 日々のつれづれ



寒波が来ているせいで、まだ11月なのに恵那山が白くなっている。
神々しいけど寒そうな景色・・・。



山肌に白く積もる雪。
こういうのが近くに見えると、それだけでこたえる。
しもやけができそうー。

そろそろ仕事場にある作りかけのものが凍るかもしれない。
室に電気あんかか電気毛布入れなきゃ。





ニンゲンはこちらであったまる。
隣町の「おんぽいの湯」。
先日夕方に行ったら露天風呂から見る空が
青から群青に移るときで、ほうっとため息が出た。

ここの湯はすごくいいから、肩の痛みが続くと昼間ひとりでブーッと来る。
数時間湯に使ったり出たりしながらホウけて出たら飛騨牛乳。


むかしからわたし、ひとりで温泉やスーパー銭湯に行くのが好き(おやじですから)。
「女ひとり寿司」(湯山玲子という人が書いている)という本がある。
「女ひとり風呂」っていうのいいかも。


早く減ってくれ小麦粉(ひねりのないタイトルだ)

2008年11月19日 | 今日のメニュー

 CUOCAで小麦粉買ってしまった・・・。

 うちではいつもCUOCAでコンチェルトという国産小麦を買っている。
25キロ入りで5200円くらい。送料も安いし。
しかしこの小麦粉高騰の折、国産小麦も需要が増えたらしく
業務用サイズ25キロ入りが売り切れ続出。
しょうがないから国産でないやつで手を打った。

でも荷が届いてみたら日清製粉だ。
がちょーん。
しょうがない、どんどんパン焼いて消費するしかない。

堀井和子さんのレシピで焼く丸パンは一回で380g使う。
これで2.5日分の朝食。
一週間で3回焼くとしておおよそ1000g。
このペースだと25キロ消費するには半年以上かかってしまう。

先日遊びに来てくれたパン屋のカオリさんが教えてくれた
近場の粉もの問屋で国産小麦を買いたい!
はよう食べよう。

ということで最近のわたしはさぼらず着々とパンを焼いている。





 しろいあさ

木曽川からもやがたちのぼり、笠置山が見えない。
でもこういう日は昼はポカポカ。


あかいゆうがた

夕方、炎のような夕焼け。
笠置山からなにか飛んできそう。

寒さはこの歳にはこたえる・・・らしい

2008年11月17日 | 愛しいねこたち
 
 朝。
うちはこのごろ朝冷えこむようになってきて、朝一番から薪ストーブを
ちょこっと焚く。
ファンヒーターとちがって一気に暖気がのぼる。
布団からでてきたチーはまだ布団にいたかったようで。



陽がのぼればそとで日向ぼっこ。
ごろごろごろ。



夕方こたつのスイッチが入るとなぜかそれがすぐわかる。

 

でもやっぱこたつ熱いわ。

このへんもいいかんじ

2008年11月15日 | 日々のつれづれ
 

 この近所に住む女の子があつまってカレーランチすることになった。
コドモのお母さん以外で近所に住む人がうちにあそびにくるのは
すごいめずらしいこと。


カオリさんは国産小麦天然酵母のパン屋さんをひとりでやっている。
街中では女一人でパン屋をやってる人最近ちょこっと増えてるみたいだけどこんな山あいで!
でも話を聞いてると10も年下の彼女はとてもいいかんじ。
ちかくで放し飼いできつねにたびたび襲われてる養鶏屋さんから
玉子を仕入れ、市街まで出てむかしからやってる粉の問屋から
小麦粉を仕入れる。
どうやら彼女のまわりには気がついたらこの辺の物作ってるひとが
あつまってるみたい。野菜や家具、竹細工やウール小物。

カオリさんを連れてきてくれたのが、たまにしか行けないけど
yosaをやってるユミコさん。
彼女はわたしの作品をかなり持っていってくれて上手に使ってくれている。
yosaをやってくれる部屋はとても落ち着けるやさしい雰囲気で
彼女のひととなりが出てるのかな。

キウィをたくさん持ってきてくれたヒロコさんは昨日あったばかり。
でもなんとなく気が合いそうで誘ってしまった。
ワインのことよく知っていて美味しいものの好みが近い気がして
彼女からもっといろいろ教えてもらわねば!と声をかけた。

気がつくとわたしが一番年上。それもかるく5歳以上。
いままでわたしは友だちといえば9割以上年上、おっさんも多い。
今回自分より若いひとがいろんなことを教えてくれる。
それも近所。
なんてココロヅヨイ!
このあたりの中山間地も捨てたのもではないな。


このさき歳をとっていき、このあたりがどんどんたのしくおいしいものであふれていくような、そんな夢をみます。



しいたけお富みさん

2008年11月12日 | 今日のメニュー


 コドモの手のひら二つ分もあるしいたけ

しいたけは去年の春、菌を植えていた。
うちのまわりにはしいたけのホダ木になるコナラの木が多くて
伐採したものを転がしておき、そこにドライバーで穴をあけ
菌をうち込めばそれで完了。仕上げをごろうじろ・・・と思ってた。

しいたけは菌を植えて2年後に出るらしい。
ほんとは今年の秋しいたけが採れるはず。
でも出ない、気配もない。
「あんまり夏が暑かったから菌が死んだんだ」
あきらめていたその時、息子がコーフンして顔ぐらいあるやつを
見つけてきたのだ。
やった~!2つしかないけどやっぱりうちで採れるというのはうれしいね。


 
 さてそのしいたけと大根葉を使い

・ゆで卵、大根葉、しいたけのクリーム風コロッケ
  (クリーム風、というのはじゃがいもに牛乳少し入れてクリーム風にしてみた、というだけ)
・大根葉チャーハン
・カブ菜としいたけのスープ


葉もの野菜がどんどん大きくなって、毎日ものすごい量の葉っぱを
イモムシのように食べている。
この辺の農家の人だと、もう大根の葉は食べないそうで。
でももったいなくて捨てられないわたし。

お値打ちぬくぬく

2008年11月10日 | 日々のつれづれ

  なごやのひとは「お値打ち」という言葉が好きで
これを言われるとメロメロになる。
しかーし、この秋ゲットしたヌクモノはほんとにお値打ちだでかん。
いっぺんいりゃーて(どこに?)。



今年はぜひほしいと思っていたのがゴム製の湯たんぽ。
先日アフタヌーンティーでみたら3600円以上もする~?!
あきらめて帰って次の日。
うちの近所のホームセンターで1000円しないであるじゃあないか!
そりゃあアフタヌーンティーの方がカバー生地の柄はカワイイ。
でもこれはこれでいいじゃない。

 

こちらアンゴラ混の靴下。靴下屋で3足1000円也。
水玉だもの。



ウールバッグ。先日常滑散歩市に出店してたとき近所の雑貨屋さんで
セールやっててこれも1000円。
うちはこういうものは虫にすぐ喰われるからヒノキなどのオイルを
一緒に入れておかねば。


 

これチュニックっぽいベスト。腰が隠れる長さ。
大須の量り売りで奥の方から発掘。200円しなかった。
軽いんだもの。


 
 
しまむらはレッグウォーマーやタイツでときどき んっ! というものがある。
レッグウォーマーは足首あっためるショートタイプで380円。
上のベストとおそろっぽい。
靴下は280円。色違いで購入。アンゴラだもの。



これも常滑の雑貨屋さんのセールで800円。
少しよごれがあってこの値段だったみたい。
しかしこれは「買い」でしょう~と見て触って即決。
ものすごいきもちいいしぬくいんだもの。


しかしこちらの冬はしばれる。
こういう買い物をたまーにして気持ちをほぐしていかねば
つらくてやっとれない・・・ときもあるんですよ。ほほほ。