胆嚢摘出後初めて大学病院での定期の診察を受けた、血液検査に変化なく一安心
先月22日に「胆嚢摘出手術」を受けて、今日は大学病院での最初の診察日だ。大学病院では難病の一つである「原発性アルドステロン症」の管理をお願いしており、2~3ヶ月に一回診察をしていただいている。
大学病院では血液検査の結果(中心的にはカリウムの数値)と、半年に一回程度のMRIによって、管理をしていただいている。担当医は内分泌では権威とも言えるO先生で、私は絶対的信頼を置いている。
その一方では家庭医としての役割は、診療所のN先生にお願いしている。血圧の管理なども含め投薬などもN先生にお世話になっている。この先生も、私が信頼しているお医者さんだ。信頼関係が築けない医師の診察を受けるのは辛い。
さて、今日は時間差でまずは岡大で受診。今日の朝8時からの血液検査のための採血の順番では、初めて3番目だった。それから検査結果が出るまでに、約一時間を必要とする。その間に、私の楽しみとしている朝食を兼ねての「スタバ・タイム」だ。コーヒーとシナモンロールが我が定番だ。
O先生に相談することなく手術したことについて、また。胆嚢を摘出することにより、「原発性アルドステロン症」に悪影響はないのか、加えて胆嚢を摘出することによるカリウムなどの数値の変化はと、前夜は少しだけ心配して眠れなかった。
しかし、結果としては「N先生のご指示・判断は正しい」と理解をしていただき、かつ血液検査の数値もよく、「手術をしたとは、全く思えない」と言っていただいた。さらに、胆嚢の線筋症に調べて悪いものではなかったと報告すると、「それはよかった」と笑顔を見せていただいた。嬉しかった。
その後のN先生の診察では、尿検査もしていただき、腎盂炎も回復していることを確認していただいた。ともあれは、術後の経過は順調に回復しているとのことだ。一安心だ。
今後、体調管理を十分にして、まだまだ元気に過ごしていきたいと思う。
「出会いと感動、発見と学び」、私が現役の頃から、何かを取り組む際に大切にしてきたことだ。
何か催しを企画する場合に、先の4つのどれか一つでも、参加していただいた方に届けたいと努力してきた。
この言葉を思い出したのは、昨日県立図書館で素晴らしい講演を聞いたからだ。それは、映画「月はどっちにでている」の崔洋一監督の講演だ。
以前高名な方の講演を、同じ会場で聞いたことがあるが、それはひどいものだった。少しだけ思い付くまま語り、その後は「何か質問はありませんか?」と時間をもたせるというものだった。
その講演と比較する必要もないのだが、崔洋一監督は、「原作と映画の交差点」という演題に相応しい内容を、とても魅力的に語られた。
そこにはまさしく「出会いと感動、発見と学び」があった。久しぶりに心地よい、素敵な講演を聞かせてもらった。感謝、感謝だ。
昨日も青空が広がるとても暑い一日だったが、心も温かくなった。