玉三郎演出の「鼓童 ワン・アース・ツアー2013 ~神秘」、素晴らしかった
一昨日の夜は、坂東玉三郎演出の「鼓童 ワン・アース・ツアー2013 ~神秘」を楽しんだ。今回が二度目の玉三郎演出の鼓童の公演。一回目の演出も楽しませてもらった。もう何度か、鼓童の公演に行っている。
毎回のことだが、昨日も鼓童の迫力ある太鼓の音に心から揺さぶられた。そして、構成も素晴らしかった。さすが、玉三郎という感じ。ただ、最も大きな太鼓の演奏がなかったのは、少しだけ寂しかった。
ところで、今年のたくさんの文化と接する機会を得た。そうした中で、舞台やコンサートなどの鑑賞は、昨日で打ち止めとなる予定。後は、高畑勲監督作品の映画「かぐや姫の物語」を観るくらいか、それは年明けになるかも。
ただ、中村橋吾丈をお迎えしての「なりきり歌舞伎体操」の開催は、今月15日の日曜日だ。それで、今年の行事は全て終えて、後は一路お正月を迎えるための準備。その最大のものは、年末恒例の掃除だ。今年こそは、頑張ろうと思っている。
吉川美代子さんが「今の“女子アナブーム”をメッタ斬り」、その指摘に拍手!
ネットで「日刊ゲンダイ」の記事を読んだが、女性アナウンサーの草分け的存在、吉川美代子の新著「アナウンサーが教える 愛される話し方」(朝日新書)で、「今の“女子アナブーム”をメッタ斬り」しているという。
「『女子アナ』が(中略)、週刊誌やスポーツ紙の記者やカメラマンにとっては、まさに飯の種、ありがたい存在に違いありません。一方で、心ある視聴者にとっては、タレントのようなかっこうをしたり、漢字を読み間違えたり、放送界の環境汚染源といえるかもしれません」。
「放送局社員の『女子アナ』はどうでしょうか。わたしが新人アナウンサー研修で、みっちり教えたはずの発声や発音やアクセント、間違いやすい表現、言葉づかいなども、『女子アナ』にかかれば、無残にも砕けちり、粉々になって消えてゆくことがあります。(中略)漢字を読めないことを売り物にする『女子アナ』」さえいます」と書いているという。我が意を得たり、だ。
毎朝の放送で、いつもニュースが読めない「女子アナ」を不快感を持って見ている。アナウンサーであれば、キチンとニュースが読めること、言葉遣いが正確であることが基本だと思う。
吉川美代子アナウンサーの勇気を持った指摘に、心からの拍手を送る。その新著「アナウンサーが教える 愛される話し方」は、明日・13日に発売という。早速図書館に予約カードを出しておこう。買わないで、ゴメンナサイ。