地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

ごあいさつ

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何もない

2013年12月30日 | 身辺雑記

部屋の掃除をしコイン精米所を回りカフェで読書、何もない年の瀬を過ごす

 今年も残すところ、今日を含めてあと二日。連日、我が部屋の掃除をしている。クリスマスから手掛けていて、少しずつだが片付いてきている。今の段階は膨大な資料などを整理して捨てること。今日が今年最後の可燃ゴミの収集日で、これに間に合わせようと頑張ってきた。

 しかし、本格的にはお正月箱根駅伝を見ながらの三が日だ。部屋を書類などを片付けていると、今年一年が浮かんでくる。もう少しだけ、整理をするつもりだ。

 そんな掃除に飽きると、コイン精米所回りをした。そう、米ぬかを集めるためだ。寒い冬は、畑作業は休業状態。その分、野菜くずの堆肥化のために、落葉を取りに行ったりしている。米ぬかも必需品。

 でも、近年は私のようにお野菜を育てるにわか百姓が増加し、米ぬかはなかなか残っていない。やむなく、いくつかのコイン精米所を回ることとなる。頑張って回って、相当の量が集まった。早速、寒さの中で、少しだけ畑作業をした。

 そして、午後はいつものように本を片手にカフェへ。前日に続いて、昨日も「スターバックスけやき通り店」とした。ドライブスルーには車が列。駐車場も一台だけ空いていた。店内もほとんど満席。みなさん、私と同じように暇なのだろうか。

 少しの時間本を読んでいると、続々とお客さんが入ってきて、30分程度で、やむなく退場した。昨日読み始めたのは、板坂剛編著『三島由紀夫と全共闘の時代』(鹿砦社刊)。

 まだ若かった頃、山本義隆東大全共闘議長、秋田明大日大全共闘議長などの著作を読んだものだ。三島由紀夫全集も我が書棚には並んでいる。もちろん、三島由紀夫と東大全共闘との対話についても、記憶に新しい。

 玄関には、「招福」と掲げた。明後日は、もうお正月だ。何もない中で、年の瀬を過ごすことができる幸せを感じている。

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統合失調症

2013年12月30日 | 読書

閉鎖病棟に入院までしたハウス加賀谷の『統合失調症がやってきた』を読んだ

 ハウス加賀谷/松本キック[松本ハウス]著『統合失調症がやってきた』(イースト・プレス刊)を読んだ。初年時代からの「臭い」という幻聴に悩まされ、それでも[松本ハウス]という芸名でブレイクしたハウス加賀谷の闘病生活と復帰までが書かれている。

 本の帯には、「人気絶頂の最中、突如姿を消した一人の芸人--。統合失調症という病に襲われたハウス加賀谷の半生と『松本ハウス』復活までの軌跡が、相方・松本キックの視点を交えて、今明かされる」とある。1999年12月末、「松本ハウス」結成から8年が経過していた。この日、ハウス加賀谷は姿を消した。

 「統合失調症は、主には10代後半から20代に発症し、慢性に進行する精神疾患です。人口における生涯有病率は、1.0~1.5%で、ざっと100人に1人くらい発病する比較的多い疾患です。統合失調症の症状は大別して[1]陽性症状と[2]陰性症状の2つに分けられます。陽性症状は、急性期に多くみられ、幻聴などの幻覚、妄想、自我障害などです。陰性症状は、感情の平板化、無気力、社会的引きこもり、などの症状を示します。社会的な引きこもりは発病当初からみられることも多くあります。陰性症状は一般に長く継続して残り、これが社会復帰の大きな妨げになります」(ネットより)。

 そんな統合失調症に襲われて、一時はグループホームに入所したり、精神病院の閉鎖病棟に入院までしたハウス加賀谷が、様々なアルバイトなどを経て2009年に芸人として復帰する。

 そして今、松本ハウスは「統合失調症の理解を深めるため、講演会も行っている」という。漫才芸人であり明るくは書かれているが、涙なしには読めない。ハウス加賀谷、そしてそれを支えたお母さんなどの頑張りに心から拍手を送る。かく言う私は、未だ松本ハウスの漫才を見たことがない。

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