百日紅や芙蓉など、畠瀬本店の中庭の花々にいつも癒やされ楽しんでいる
私がいつもランチを楽しませてもらっている「畠瀬本店食品部」のスタッフTシャツには、お店の中庭に咲く花々が描かれている。それ程、中庭にはたくさんの種類のお花が植えられている、一年中楽しませてもらえる。
今、盛りと咲いているが百日紅。たくさんの花をつけて、とても豪華。そして今の時期、たくさん植えられている芙蓉が美しく咲いている。なつめやしも次第に大きくなっている。そんな花々を眺めているだけで、心が落ち着く。
そんな畠瀬本店で、昨日はランチ。
「満蒙開拓平和記念館」へ行った、その辛い歴史をしっかりと目に焼き付けた
映画「望郷の鐘 満蒙開拓団の落日」の撮影現場を見学した後、「満蒙開拓平和記念館」へ行った。この記念館、平成25年4月に開館し、今年開館1周年で入館者は3万人を迎えている。
この記念館は、「日中双方を含め、多くの犠牲者を出した満蒙開拓の史実を通じて、戦争の悲惨さ、平和の尊さを学び、世代に語り継ぐと共に国内外に向けた平和発信拠点とする」が事業目的。全国から満蒙開拓団として海を渡っているが、その中でダントツで最大は長野県(因みに二位は岡山)。
この日、館内をとても魅力的な三沢事務局長さんにご案内していただいた。私もミュージアムづくりを経験しているだけに、話も弾んだ。そうした中で、その辛い歴史をしっかりと目に焼き付けた。
その館内には、映画の製作発表の模様が、壁新聞的に張り出されていたり、映画への協力の訴えもあった。阿智村の様々な所で、映画のポスターなどが張り出されていた。
にしても、昭和20年5月にも満州へ渡っている。もうこうした犠牲者を出してはならない、戦争への道を突き進むことを許してはならない、と一人心の中でつぶやいた。
映画「望郷の鐘」の主人公である山本慈紹さんが住職をしていた長岳寺も訪れた
「満蒙開拓平和記念館」の隣にある、今回の映画「望郷の鐘」の主人公である山本慈紹さんが住職をしていた長岳寺も訪れた。このお寺には、山本慈紹さんの像や映画の題名となっている「望郷の鐘」と名付けられた鐘楼もある。
山本慈紹さんの像を覆うようにとても大きな沙羅の木(沙羅双樹の木の看板あり、ナツツバキ)が枝を張っている。これだけ大きく茂る沙羅の木を初めて見た。
そしてまた、「望郷の鐘」の横にはこれまた大きなしだれ桜があり、今年の春、映画のため美しく咲くしだれ桜を撮影もされているとのこと。
今回の映画「望郷の鐘 満蒙開拓団の落日」の製作を機に、さらにたくさんの方々が長岳寺&「満州開拓平和記念館」を訪れることを願う。そして、過去の犯した過ちをしっかりと認識し、改めて戦争で誰一人犠牲になることのない平和な日本づくりにみんなで力を合わせたいものだ。
東小雪とその結婚相手・増原裕子の共著『ふたりのママからきみたちへ』
LGBTという言葉を聞いたことがあるだろうか。。レズビアン(女性に惹かれる女性)、ゲイ(男性に惹かれる男性)、バイ・セクシャル(両性愛者)、トランスジェンダー(性同一性障害)の頭文字を取った総称であり、セクシャル・マイノリティ(性的少数者)を指すそうだ。
先に父親からの性的虐待の体験を本にして出版した東小雪著『なかったことにしたくない 実父から性虐待を受けた私の告白』(講談社)』を少し以前に読んだ。その東小雪は、自らのセクシュアリティをカミングアウトし、現在は「LGBT」の支援活動を展開している。
そして今度は、東小雪とその結婚相手・増原裕子の共著『ふたりのママからきみたちへ』(イースト・プレス刊)を読んだ。二人は東京ディズニーリゾートで結婚式を挙げて話題となった。
お母さんコト東小雪とその結婚相手のママコト増原裕子が、「子どもを持ちたい」と思って、様々なことへの向き合い方や考え方について、「(まだ生まれてきていないが)子どもたち」へ語る形で書かれた本だ。
思考の過程が詳しく書かれているので、私自身の考え方を整理しつつ学ぶことができた。この一冊、誰もが読んで置くべきと考える。