「川端康成と東山魁夷」展、初恋の女性に宛てたラブレターの公開に疑問
先月・7月16日から開幕している県立美術館で開催中の「特別展 巨匠の目 川端康成と東山魁夷」、もう残り会期がすくなくなり、昨日やっと行けた。お盆の人出を考えて、土曜日ではあるが、今日を選択した。
この展覧会、二人の収蔵品を中心に展示しているが、二人の交流の深さを感じる展覧会だった。そして、川端康成の審美眼にも驚かされる。何しろ国宝が3つというのだから驚かされる。
そして、今回の展覧会の目玉となっているのが、川端康成が初恋の女性に宛てて書いたラブレター。 発見されたラブレターは川端の学生時代の恋人、伊藤初代さんに宛てたもの。
「恋しくって恋しくって早く會(あ)わないと僕は何も手につかない」「必ず迎えに行く」――ノーベル賞作家・川端康成がつづった未投函の「ラブレター」などが展示されている。また、伊藤さんが断りを入れた「非常の手紙」も公開・展示されている。話題性は十分だ。
これらの書簡について、研究者は「川端文学を理解していく上で、貴重な資料」と歓迎している模様。しかし、私はこうした手紙が公開されることに疑問を持つ。
今回の展示の中には、川端康成と交流のあった様々な文学者などとの書簡が公開・展示されている。それらは全て私信であり、公開を考えられてはいないものと言えよう。こうした私信の公開について、もう少しだけ議論が深められることを望む。
朝日新聞に連載中の山田のの子ちゃんが丸善に登場した、昨日会いに行った
山陽新聞に毎月一回、漫画家・いしいひさいちさんととものに、『シネマ(珍)風土記まぁ映画じゃな、岡山じゃ県!」を連載中の世良利和さん。世良さんのの映画についての博識ぶりには驚かされ、いつも学ばせてもらっている。
さてその世良利和さんのFBに、「丸善岡山シンフォニービル店地下の「おかやま地産知書フェア」コーナーに『山田のの子』さん登場!「いしいひさいちミニ特集」もよろしく!」と投稿された。
そこで、今日会いに行った。のの子ちゃんは、孫が新聞も切り抜くなどして大ファン。しかし、今は尾道にいて会えない。羨ましがらせてやろうと記念写真をパチリ。
にしても、今朝の朝日(県内番)にのの子ちゃん登場の紹介記事がないのは残念。それ故か、人気者ののの子ちゃん登場なのに、少しだけ会いに来た人が少なかったのが残念。