地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

ごあいさつ

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舞台『逆燐』

2016年03月05日 | 松たか子

初対面の女子大生とランチを楽しみ、一緒に松たか子の舞台『逆燐』を観た

 う~む、やはり正直になろうと思う。先の3月2日(水)・3日(木)と上京した最大の目的は、松たか子の舞台『逆燐』を観ることだった。

 それだけならどうと言うことはないのだが、そのチケットはネットで知り合った現役女子大生に分けてもらったもの。安心してください、「出会い系サイト」ではありませんよ。

 舞台『逆燐』については優先予約に外れて、「そろそろ松たか子の舞台を見続けるのを止めたら」との神様のお告げなのかなと思い、今回は諦めていた。

 すると「捨てる神あれば拾う神あり」で、同じ松たか子ファンの方から、「チケット一枚余分があるので観ませんか」とのお誘いを受けた。彼女は東京で大学生活を送っているので、当然だがお目にかかったことはない。

 さて、今回の舞台『逆燐』は池袋にある「東京芸術劇場」での公演であり、メールでお互いの携帯電話番号をやりとりして、池袋東口で待ち合わせとし、舞台を観る前にランチを楽しむこととしていた。

 結果としては私は西武の東口で、彼女はJRの東口で待つということはあったが、名前を名乗ってのご挨拶が無事にできた。とてもチャーミングな女性で、ランチを楽しみながら初対面ながら会話はずいぶんと弾んだ。彼女がゲットしていたお席は、ずいぶんとよいお席で並んで観劇した。ステキな時間をすごした。

 今回の舞台『逆燐』は、ラストはずいぶんとストレートに表現していた。野田秀樹の舞台戯曲は、近年は純文学雑誌に掲載されている。その雑誌はいつもパンフレットともに購入している。貧しい身であり、本やパンフレットの購入は我慢しているのだが、松たか子となると別格だ。

 松たか子の野田・地図の舞台に出演するのはこれで3作目であり、2009年のNODA MAP『パイパー』、2003年のNODA・MAP『オイル』で、 いずれも東急Bunkamura シアターコクーンで上演されており、パンフレットともに、その戯曲を掲載した雑誌も松たか子グッズ入れに揃っている。

 一時は観劇を諦めた松たか子の舞台だが、観劇できて良かったと心から思っている。声をかけていただき、一緒に観ていただいたことに心から感謝した。

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襲名披露公演

2016年03月05日 | 歌舞伎・演劇・バレー

五代目中村雀右衛門襲名披露公演の初日に、歌舞伎座で歌舞伎公演を楽しんだ

 前日ステキな時間を過ごし、かつ松たか子の舞台を堪能したが、その翌日・3日は、歌舞伎座「三月大歌舞伎」の中村芝雀改め五代目中村雀右衛門襲名披露公演の初日であり、歌舞伎を楽しんだ。

 初日の開場前には、五代目中村雀右衛門が劇場正面玄関前で、挨拶及び鏡開きに登場した(このお酒は、幕間に「振る舞い酒」となった)。珍しい瞬間だが、カメラがなく撮影できなかった。残念。

 さて、舞台はお正月公演などのおめでたい演目ともなる「様式美に満ちた華やかな舞台の「寿曽我対面」を楽しみ、歌舞伎で、時代物の姫役のうち至難とされる三役の一つ「鎌倉三代記」の時姫に五代目中村雀右衛門が初役で挑んだ舞台だった。

  雀右衛門は夜の部でも、時代物の姫役のうち至難とされる三役のもう一つの「祇園祭礼信仰記 金閣寺」の雪姫を演じており、その演目の選択に襲名への決意が窺えた。(因みに他の一役は、「本朝廿四孝」の八重垣姫)。そんな思いのこもった時姫に魅了された。

 また、一昨年の「備前おかやま松竹大歌舞伎」公演で、片岡愛之助さんと中村壱太郎さんで楽しませてもらった「団子売り」を、この日は片岡仁左衛門さんと片岡孝太郎さんの親子での舞いを楽しんだ。

 因みにこの4月、「こんぴら歌舞伎大芝居」で愛之助さんは「毛谷村」を演じ、仁左衛門さんは歌舞伎座で演じる。こんなことがある。

 ところで、「鎌倉三代記」では人間国宝・尾上菊五郎さんが病気休演(代役尾上菊之助さん)となった。また同じ舞台で中村吉右衛門さんは座っての演技となっていた場面もあった。大切な幹部俳優であり、無理しないで欲しいと願う。

 そこで考えるのだが、この日の昼の部は11時開演で、終演は15時22分。歌舞伎座3月公演は3日(木)~27日(日)までの公演。そして、翌月・4月公演は2日が初日。公演中は昼夜二回公演、お休み無しだ。

 営業(収支)の問題はあるのだろうが、出し物をもう少し少なくして、次の公演との間隔を開け、また途中でお休みも入れる等して、俳優さん達の健康維持を図るべきと考える。

 また、3月公演は1等席は19,000円であり、もう少しお安い料金設定を望む。また、夜の部は16時30分であり、平日にはサラリーマンなどは絶対に観劇不可だ。

 開演時間は仕事を終えて観劇できるよう18時30分が適当だと考える。演目を少なくすれば開演時間を繰り下げることは可能であり、料金も引き下げられると考える(ただ、それは公演収入のかなりな低下となることは必至なのだが…)。

  いろいろと書いたが、非日常の世界に身を置き、ステキな時間を過ごすことができた。世界無形文化遺産となっている、日本を代表する文化の一つである歌舞伎ってホント素晴らしいと心から感動し、楽しませてもらった。

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日本アカデミー賞

2016年03月05日 | 映画・テレビ

昨日は日本アカデミー賞授賞式、安藤サクラの主演女優賞を心から喜ぶ

 昨日の夜、日本アカデミー賞の授賞式がテレビで放送された。私は男優には興味がないが、誰が最優秀女優賞を獲得するかは、大いに興味がある。結果は、「100円の恋」の安藤サクラ。

 私はこの映画を観て俳優は大変だがスゴイと驚き、主演女優賞は決まりと思ったことを思い出した。授賞式で安藤サクラは「この映画は2週間で撮り、最初の3日は太った姿」と語った。

 自堕落な日々を送る太った若い女子が、ボクサーに恋してボクシングジムに通って、自身もボクサーになる。その変化がスゴイ。そして、体型はボクサーそのもの。シャドーボクシング姿などもまるでボクサー。

 俳優は何でもなると言われるが、それにしてもすごかった。衝撃だった。安藤サクラの最優秀主演女優賞を、今心から嬉しく思う。

 ところで、今年の授賞式には、土屋太鳳も新人賞(最優秀新人賞はなし)を受賞し、そのスピーチで、受賞のきっかけとのなった映画「オレンジ」の10年後を意識してか、「10年前のオーでションで、『私を映画に出させてください』と言いましたが、今ここでもう一度言います。『私を映画に出させてください』」と語った。優しい笑顔の裏にある、意志の強さを感じた。

 

 そんな土屋太鳳に、近い日、最優秀女優賞を受賞させてあげたいと心から思った。

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