松たか子6年ぶりに連続ドラマ「運命の人」に出演、主演でないのが切ないが
来年1月からのTBS「日曜劇場」枠で、山崎豊子原作の「運命の人」をドラマ化した連続ドラマ「運命の人」に、松たか子が出演すると昨日のスポーツ報知が報じている。
原作は『白い巨塔』、『沈まぬ太陽』などで知られる女流作家・山崎豊子氏の2009年に発表された同名最新作で、これが初の映像化。1971年の沖縄返還密約事件モチーフに、沖縄返還にまつわる国家権力の欺瞞をスクープした新聞記者の不屈の精神と生きざまが描かれるとのことだ。
その新聞記者役の本木雅弘は、原作者の強い要請だったようだ。そして、その妻に松たか子、また不適切な関係となる外務省事務官に真木よう子が扮する。
松たか子は今回の出演にあたり、「久しぶりの連続ドラマ出演となりますが、今はとにかく楽しみに、そして頑張りたいという気持ちでいっぱいです。女性ならではの強さを感じる山崎さんの作品の中で、今回の役・弓成由里子が彼女なりの葛藤を抱えつつ、精一杯家を守っていく姿を演じられたら、と思います」とのコメントを発表している。
松たか子の連続ドラマへの出演は2006年の『役者魂!』の烏山瞳美役以来となる(現在NHKテレビで年末に放映される「坂の上の雲」は除いている)。実に6年ぶりだ。その連ドラは主演だった。ただ、役者・藤田まことのマネージャー役での出演だったが、私的には「いまいち」の感想だ。
今回の連ドラ出演では主役ではないものの、原作がしっかりしているし、歴史のある「日曜劇場」枠での放送であり、ステキな番組となることを確信している。
そして、今回の連ドラ出演で、松たか子が新たな境地を開き、平成を代表する大女優へとさらに前進することを願っている。来年1月からの放送が、とても楽しみだ。
それにしても、寧々さんはお詳しいですね。また、いろいろと松たか子について教えてくださいね。感謝です。