終活中の身であり、以前ご著書を読んだ長尾和宏医師の講演会に参加した
定年退職してから、現役で働いている人たちと出会うと、「で、今は何を?」と聞かれることが度々ある。その際には「シュウカツ中なんです」と答えることとしている。すると言いにくそうに黙られる方が少なくない。そこで重ねて、「どこかいいところがあれば是非」とお願いしている。
そんな「終活中」の私であり、昨日は岡山市地域ケア総合推進センター 開設記念講演会に参加した。以前その後著書を読んだことのある長尾和宏・長尾クリニック院長の「『平穏死10の条件』いのちと向き合うとき ~在宅で地域で、知っておきたいこと~」と題する講演は、長尾先生の実践がベースにあり、映画やテレビなども含めた豊富な資料により、とても楽しく学ばせていただいた。
先生のご著書で、まだ読んでいないものもあり、早急に図書館で借りて読もうと思う。にしても、会場で先生のご本の販売がないのは寂しかったし残念に思った。
また、3時間近く休憩のない講演は、私のような高齢者には少しだけシンドかった。医療関係者が主催する講演会だけに、そうした配慮が欲しかった。
そうは言いつつも、長尾先生の素晴らしい講演を聞く機会を提供していただいた主催者に心から感謝する。
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