地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

ごあいさつ

いつも訪問してくれてありがとう。 「毎日が日曜日」の日々ですが、好奇心いっぱいに、ミーハー心を忘れず生きていく様や日々の思いを綴っていきたいと考えています。  是非とも、今後とも訪問をお願いします。また訪問していただいたら、足跡・コメントを残してくれたらなお嬉しいです(4桁の数字を半角小文字で入力忘れないでくださね)。 今後ともよろしくお願いします。

お気に入り

2010年12月20日 | 食べ物
 


『トーストし、マーガリンをぬり、こしあんをのっけた食パン』に刺激された

 私がいつも訪問させていただいている方の昨日のブログに、「今一番気に入ってる食べ物。それは『トーストし、マーガリンをぬり、こしあんをのっけた食パン』!!!」と書かれてあった。
 その方は生後一年の「チビ子」さんがいる、とても若いお母さんだ。この方のブログは、お子さんへの愛情に満ち満ちていて、とてもほほえましくいつも訪問させてもらっている。
 私も正直アン系が大好きで、ただ私は「こしあん」ではなく、「つぶあん」派なのだが。そして、とりわけあんパンには目がない。
 そうは言いつつも、食欲の秋を満喫した訳でもないのに、このところ3㌔も体重が増加してしまった。主治医からは大幅な減量を余儀なくされている身であり、時にはそれは本当に時にはだが、大好きな甘いものすら我慢してきた。
 それでも今日は、その方のブログに刺激されて、タカシマヤに御座候を買いに行った。御座候をお願いすると、STAFFの方が「あんも美味しいですよ。如何ですか?」と素敵な微笑みを下さり、ついついそれも買ってしまった。
 そして、ケーニヒスクローネの今日の日替わりは、ナントナント「バターあんぱん」であった。当然だが、それも買ってしまった。
 明日からは、いよいよ「本格的なダイエット」に入らなければと、今は深刻に決意している。

 
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たきび

2010年12月20日 | ひとりごと
 


以前はどこの庭先でも燃やされていたたき火、ふと「たきび」を口ずさむこの頃

 私が子どもの頃には、どこの家の庭先でも「ドラム缶」がおかれていて、火が燃やされていた。そこで暖まって、それから学校へ行っていたものだ。そこは世間話の場であり、貴重な地域コミュニティの場であった。

 ところが、最近は「野焼き」が禁止され、我が柿山の落ち葉や剪定をした枝を燃やすのにも許可がいる時代となり、「たきび」を取り囲む光景が消えている。「井戸端会議」ととも
に、地域の大切なコミュニティが消失していることを残念に思う。

 そんなことを考えていた時、先週の土曜日の12月18日の朝日新聞「be」欄には、童謡「たきび」が取り上げられていて、とても懐かしくて一気に読んだ。

 そしてその記事を読み、記憶の不確かさをまた知らされる羽目となった。わたしは「たきび」は、「たきびだ、たきびだ、おちばたき。」で歌い始めると思い込んで、口ずさんでいた。しかし、その前に「かきねだ、かきねの まがりかど」の歌詞があることに気がついた。

 さてこの童謡「たきび」だが、朝日新聞の記事によると、「昭和41年12月の子ども向けラジオ番組で使いたい」との依頼でつくられたとのこと。そして,12月9日と10日の二日間だけ電波に乗って、以来1949(昭和23)年まで取り上げられず、歌うことが禁じられ封印された歴史があるとのこと。

 その理由は、「落ち葉も貴重な資源。フロぐらいはたける。それにたき火は敵機の攻撃目標になる」とのことだ。やはり「たき火」にも歴史はあり、時代とともに変化している。 

 先の朝日新聞「be」の記事の最後は、「それでも、『たきび』は消えずに残り、歌い継がれてきた」と結ばれている。私もこの童謡「たきび」が、歌い継がれているように、「たき火」を囲む地域コミュニティが復活することを願うものだ。

 そんなことを思いながら、「たきびだ、たきびだ、おちばたき」と口ずさんでいる今日この頃だ。
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最後の忠臣蔵

2010年12月20日 | 映画・テレビ
 


映画「最後の忠臣蔵」を観た、役所広司と桜庭ななみのやりとりに涙した

 昨日は「最後の忠臣蔵」を観に行った。私としては、村上春樹のベストセラーを映画化した「ノルウェイの森」を観たいと思ったのが、少しだけ躊躇もあり、今回は諦めた。その躊躇とは、出演している菊池凜子だ。どうにも私のタイプではないからだ。私は基本的には、女性が魅力的な映画を観たいと思っている。

 話が横道にそれたので、「最後の忠臣蔵」に戻す。赤穂浪士が吉良邸に討ち入った12月14日(旧暦)であったことから、年末には「忠臣蔵」がよく取り上げられる。ホント、日本人は「忠臣蔵」が大好きだ。かく言う私も、たくさんの映画を観、歌舞伎の舞台でも「仮名手本忠臣蔵」を幾度も観ている。

 さて、昨日観た「最後の忠臣蔵」は、吉良上野介の首を討ち取った後に、「大石内蔵助が寺坂吉右衛門に密命を与え立ち去らせ、残りの46名の浪士が自首して出た」との史実に加えて、もう一人討ち入り前夜に姿を消した瀬尾孫左衛門がいたとの設定だ。

 「赤穂浪士の中に、討ち入り後に〈使命を与えられた〉二人の生き残りがいた」、その寺坂吉右衛門(佐藤浩市)と瀬尾孫左衛門(役所広司)の二人を中心に物語は展開していく。

 この映画の監督は、感動のテレビドラマ「北の国から」の杉田成道が監督を務めている。それ故に美しい風景が大きな画面いっぱいに拡がる。底に展開される人間ドラマに、たくさんの観客からはすすり泣きが聞こえてくる。素晴らしい映画だった。

 私がとりわけて感動したのは、役所広司と二人の女性とのからみである。桜庭ななみのやりとりに涙し、そして安田成美の大人の世界のからみでは感動した。どちらも、とても美しいシーンだった。生涯一度でいいから、安田成美が語ったような言葉を聞きたいとも思ったが、それはもちろん無理な話だとわかっているし、そんな魅力もない自分を知っている。

 それにしても、この映画『最後の忠臣蔵』のヒロインを演じて、今年の第35回報知映画賞新人賞を受賞した桜庭ななみは、とても初々しく魅力的だった。「2008年ミスマガジングランプリ」に、約17,000人の中から選ばれことだけのことはあると思った。
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小菅正夫前園長

2010年12月19日 | 展覧会・講演会
 


「岡山協立病院創立50周年記念講演会」で、小菅正夫旭山動物園前園長が講演

 今日はシンフォニーホールで開催された、「岡山協立病院創立50周年記念講演会」に参加した。協立病院は、岡山市中区にある唯一の急性期の総合病院だ。私が監事のお役をいただいている「岡山医療生活協同組合」が運営しており、ある種職務だ。
 そうは言いつつも、たくさんのメニューがあり、12時30分~17時までと、結構長い時間であり、素敵な企画が目白押しで、この日を待っていた。中でも、私が一番楽しみにしていたのは、小菅正夫旭山動物園前園長の講演だ。以前一度お聞きしたことはあるが、やはり楽しみにしていた。その際は、記念写真もお願いした。
 ところで、旭山動物園には既に夏二回、冬に一回行っており、動物たちの生体を見せる展示に魅了されているからだ。そんな園内での動物たちの様子を思い出しながら、小菅前園長のご講演をワクワクしながら聞かせていただいた。
 近年みなさん講演には映像も使われるので、小菅前園長もパワーポイントを駆使されて、とても興味深く聞くことができた。この講演を聞きながら、「動物たちの、そして人間の命のリレーの大切さ」について、改めて思いを新たにした。
 そして同時に、協立病院・谷口院長のご講演なども聞きながら、我が法人そして協立病院の果たす役割の大きさを、改めて実感し、私もその一員として、できる限りの役割を果たさなければと、これまた思いを強く持った。
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アンリュール

2010年12月19日 | 食べ物
 


久しぶりに「アンリュール」でランチとした、パンが食べ放題で食べすぎた

 今日のお昼は、久しぶりに「アンリュール」とした。もうずいぶんと行っておらず、寂しい思いをしていたので、今日は思い切った。
 さて、「アンリュール」のランチは、「今日のオススメ」に加えて、パスタやカレーも用意されている。お一人様ワインがグラスワイン一杯100円で用意されているのも嬉しい。お願いすると、白ワインが出されてきた。
 ライスではなくパンを選ぶと、パンはバイキングだ。つまりは食べ放題なので、貧しい身であり、一通り全部の種類を食べてみなければとある種の強迫観念のようなものがあり、ついつい食べ過ぎてしまう。今日もそうだ。
 お店に行った時間が、ちょうどお昼前で、かつ日曜日なので駐車場などの心配をして行ったが、珍しくお席にも少しだけだが余裕があった。それにしても、このお店の女性STAFFの笑顔は、みんな素晴らしい。気持ちよくランチを楽しむことができた。
 ところで、このアンリュールだが、まだ幸町のビブレの1Fにあった頃には、コーヒー&ケーキを楽しみにずいぶんと通ったものだ。そして、少しだけ甘い思い出があり、今日も懐かしく思い出した。

 
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堤未果講演会

2010年12月19日 | 展覧会・講演会
 


ベストセラー『ルポ 貧困大国アメリカ』の著者・堤未果さんの講演に感動した

 井上ひさしの有名な言葉、「難しいことをやさしく」、その言葉を思い出すほどに、とても優しい言葉で深い内容を語る堤未果さん。その笑顔も語り口もとても優しい。
 昨日は、「私たちのまち・岡山を考える市民のつどい 堤未果 講演会」に参加させてもらった。「希望をみすえて 貧困と格差社会を考える」と題した講演で、今の私の興味と関心にピッタリそうもので、かつ内容も素晴らしく、とても深い学びと感動をもらった。
 それにしても昨日の講演ほど、筆記用具を持たずに参加してことを悔やんだことはない。堤さんから、とても素敵なフレーズが次々に出てくるのだが、私の記憶できるのは「3分間」程度で、今パソコンに向かうと、どんな言葉も出てこない。
 ベストセラーとなった、岩波新書『ルポ 貧困大国アメリカ』で、私は堤未果さんのお名前を知った。しかし著書は素晴らしくても、講演となると「?」マークがつく方も少なくない。そんな中で、昨日の堤さんの講演には、感動で心が震えた。そんな感動を覚えていながら、講演内容が記憶から消えているのが情けない限りだ。
 堤さんのお話しを聞いて、たくさんのことを学んだ。とても、たくさんの書きたいこともある。しかし、メモをしていないので、不正確となるので「感動した」ことだけを書いて終わりにしたい。堤さんのたくさんの著書を是非ともお読みいただきたい。
 さてさて、主催者の方のご厚意もあり、控え室で堤さんとお話しする機会をいただいた。相変わらずのミーハーであり、サインや記念写真をお願いした。
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司会役

2010年12月18日 | 松たか子
 


「第34回日本アカデミー賞」、松たか子は主演女優賞&授賞式の司会役

 昨17日に、「第34回日本アカデミー賞」優秀賞報告記者発表が行われ、松たか子は主演した映画「告白」で、主演女優賞を受賞している。他の主演女優賞受賞者は、今年のビッグスリーと言われる深津絵里(悪人)、寺島しのぶ(キャタピラー)に、薬師丸ひろ子(今度は愛妻家)、吉永小百合(おとうと)を加えての計5人だ。

 因みに、主演男優賞は笑福亭鶴瓶(おとうと)、堤真一(孤高のメス)、妻夫木聡(悪人)、豊川悦司(必死剣鳥刺し)、役所広司(十三人の刺客)の5人。また優秀作品賞は、悪人、おとうと、告白、孤高のメス、十三人の刺客となっている。

 そしてナント、昨年「ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜」で最優秀主演女優賞を受賞した松たか子が、司会役を務めるとのことだ。もう一人は昨年に続いて関根勤氏とのことだ。司会者松たか子が、みずから「最優秀主演女優賞は松たか子です」といって欲しいと心密かに願っている。

 第34回日本アカデミー賞授賞式は、来年2月18日(金)に、新高輪プリンスホテルにて行われ、日本テレビ系(21時~)でも放映される予定となっている。そして、授賞式の参加券が、今日からチケットぴあで受け付けられている。が、4万円という料金であり、さすがに貧しい身であり断念した。悔しい。テレビの前で、松たか子を応援しよう。

 松たか子の司会といえば、1996年に「NHK紅白歌合戦」の司会をしている。そのビデオ(まだ、DVD化できていない)を観ながら、来年2月を待とう。そうそう、その前には、シアターコクーンでの「十二夜」の舞台もある。これも、楽しみにしている。
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坂手洋二

2010年12月18日 | 歌舞伎・演劇・バレー
 


岡山出身の坂手洋二率いる劇団「燐光群」の竹下景子主演「3分間の女の一生」

 昨晩は、岡山出身の坂手洋二率いる劇団「燐光群」の竹下景子主演「3分間の女の一生」を観に行った。、同じく昨晩にあった「ソプラノ 森 麻季さんのクリスマスコンサート」の招待券を、ご縁をいただいている方いただいたのだが、友人と約束をしていた燐光群の舞台とした。

 今朝、いつものように「お気に入り」に入れているブログを訪問して歩いていると、最近ブログで知り合った方のブログには、その「森麻季コンサート」が素晴らしかったとアップされていた。別の日であれば、その素敵なコンサートを聞けたし、まだお会いしたことのない、とても素敵なブログをアップされていた方とも、もしかしてお会いできたのにと二つの意味で残念に思った。

 さて、「本作品は、バラバラの『3分間』のシーンが集積された世界として構想されたものであり、実際その方針下にあるが、実は大きく動く劇である。おそらく『筋書き』は、戯曲に書いてある。しかし、その真のストーリーは、ほんとうには、『現場』で繋いでみないと、そこに存在したことにならない。いや、正確に言えば、俳優たち自身の身体の中で一つの『脈絡』として現象し、それを観客の皆さんと共有しない限り、作者である私のイマジネーションを遙かに超えて現出してほしいと願っている。そのその特権的な時空はうまれない」と、「初日を前に」で、脚本・演出の坂手洋二氏は書いている。

 坂手洋二についてはもう7年も前になるだろうか、実際に起こった6件の航空事故のCVR(コクピット・ボイス・レコーダー)の記録を、専門用語も含めてほぼそのままの形で台本とし、事故機のコクピットを模した舞台上で、俳優が乗務員らを演じた舞台「コックピット」を「燐光群」で、演出して上演している。あの時の驚き、そして舞台を通して恐怖を体験したことを、上演後、昨日も一緒に見た友人と二人で、麦酒を片手に語り合ったことを今も鮮明に覚えている。

 そして今回は「3分間の女の一生」のような戯曲を書いている。そんな作家、坂手洋二に畏敬の念を表すものだ。そしてそれを演じ切った竹下景子にも、もうスゴイの一語だ。昨日もまた、生の人間が創り出す舞台を観たという感動に心震えた。
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完成した

2010年12月18日 | 歌舞伎・演劇・バレー
 


劇団若獅子&市川亀治郎公演のポスター&チラシが完成、是非ともよろしく

 もう一昨日のことになってしまったが、「おかやま・歌舞伎・観る会」のSTAFF会議が16日の夜にあり、参加させてもらった。1997年10月に立ち上げて以来、13年間活動を続けてきた「歌舞伎・観る会」だ。

 そのSTAFFで頑張っていただいている多くの方々は、「観る会」発足以来の方々が多い。それに加えて、毎回新しくSTAFFとして参加していただけるみなさんもいて、わいわいと楽しく活動している。

 そして昨日新しく参加していただた方の中には、私が公民館時代にお会いし、館でも歌や演奏をご披露していただいた方もいる。久しぶりにお会いした。また、横仙歌舞伎で義太夫などを演奏し、「面芝居」の復活に夢を燃やされている方もいる。「面遣い」を学ばれているとのことで、「面」もご持参いただいた。そうした多彩な方々をお迎えして、一昨日は活気あるSTAFF会議となった。歌舞伎に興味のある方は、是非とも「歌舞伎・観る会」に参加し、STAFFとして活躍して欲しいと願う。

 ともあれ、昨日の最大の議題は、来年4月21日(木)に岡山市民会館で上演する劇団若獅子&市川亀治郎公演の成功をめざす取り組みだ。来年、年明けからは「優先予約」を受け付ける(締め切りは2月末)。申し込みをよろしくお願いする。

 市川亀治郎の「一本刀土俵入り」のおかみさん・お蔦役に堪能し、歌舞伎舞踊「保名」に魅せられて欲しい。是非とも観劇してくださるよう、心からお願いする次第だ。

 と同時に、とても美しく素敵なポスター&チラシが完成している。みなさんのお知り合いのお店などで、ポスターを張り出していただけたり、チラシを置いていただけるお店があればご紹介いただきたい。これまた心からのお願いだ。
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上映運動

2010年12月17日 | Weblog
 


映画「レオニー」の上映は今日まで、映画「大地の詩」は2月に上映が始まる

 去る11月20日(土)に公開された、松井久子監督作品の本格的日米合作映画「レオニー」は今日で上映が終了だ。4週間・28日間、「東宝シネマズ岡南」で上映された。映画を見ていただいたみなさんに、心から感謝する。

 その一方では、山田火砂子監督作品「大地の詩 ~留岡幸助物語」は、側聞するところでは「シネマクレール」で、来年2月26日(土)から上映される予定のようだ(また「ムービックス倉敷」は、2月19日からの上映で準備されているとも聞く)。

 その一方では、今私が一人でも多くのみなさんに観て欲しいと準備を進めている、長編記録映画「無言館」も来年2月頃にも「完成披露試写会」(上映は、5月を予定)を開ければとも思っている。

 今、映画館はシネコンが主流となっており、単館は運営が極めて困難となっていると聞くし、現実に千日前にあった岡山松竹などは閉鎖されている。また映画自体でも、大ヒットしてるのは、テレビドラマとタイアップした「踊る大捜査線」シリーズや今上映中の相棒シリーズなどといった傾向にある。

 そうした中で秀作ではあるが、そんなにたくさんの入場が見込めない映画は、シネコンではなかなか上映していただけない現実がある。その意味ではいつも書くのだが、岡山の地での「シネマクレール」の果たしている役割は極めて大きいと考える。過日も主宰されている浜田さんとお話ししたが、「運営は厳しい」とのことであった。私的には、頑張れ日本映画、そして頑張れ「シネマクレール」という思いだ。

 そして、そんな枠にも入らない映画は、自主上映する以外にはない。私が先に関わった「いのちの山河 ~日本の青空Ⅱ」などがそれに当たる。今回のドキュメンタリー映画「無言館」も、例外ではない。そんな映画の上映運動に、ささやかだが関わっていきたいと考える今日この頃だ。
 (写真は、「大地の詩」岡山ロケの際のもの)
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