21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

現状維持以下の増税など愚の骨頂!

2012-06-20 08:31:33 | 政治にモノ申す
 いつまで政治マヒは続くのか。国民にとって現状維持以下の増税など絶対にあってはならない。にもかかわらず、政治家も評論家もマスコミも増税やむなしのスタンスが大勢をなしている。異常としか言いようがない。

 戦後体制にかわる国のビジョンが描けていないことがすべてではないのか。福祉予算が足りないから増税という発想は、延命治療にほかならず、必ず終わりがくるのだ。増税するなら、付け焼刃の政策ではなく、国づくりの全体像をしっかりと示した上で、生活向上のための増税として国民にお願いするのがあるべき姿ではないのか。せめて国民の暮らしと密着した年金、医療、教育はこういう形になるとはっきり打ち出すべきだが、野田首相は、足りないから大変というだけで、年金改革も、医療改革もすべて後回しだ。国民をバカにしているとしかいいようがない。

 国民の負担は増えるのに、社会補償が現状以下というのは、最低最悪の政策である。しかし、マスコミの論調は政権追従で、ビジョンなき増税を問題にする論評は見当たらない。

 悪政に飼いならされ、増税やむなしと納得するアホな国民は増えるばかり。もう救いようがないということか。諦めたくないが、国民がマスコミや政治家に騙され続ける限り今の政治のマヒを治す術は見当たらない。
 
コメント
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