認知症の母が、先月末に入院した。五月に再発性の肝臓がんと診断されたが、年齢的に外科療法は無理があるため、何もしない対処療法を選び、1週間の検査後、入院に戻って生活していた。週3回はデイサービスに通っていたが、家でも施設でも寝るだけの生活が続いていたが、夏になって暑さで参ったのか、急に弱弱しくなり、かかりつけの医師と相談し入院させることにしたのだ。
しばらく介護から解放され正直ほっとしていたのだが、昨日の夜、入院先の病院から母の様態の変化を告げる電話が入り、急いで駆けつけた。
医師によると尿がでなくなり、体中に水がはまっているそうで、意識もあいまいな状態だという。このまま、昏睡状態に時入ることもありうるとのことだった。近所の病院なので、変化があったら連絡するとのことだったので、家に戻った。
いつかはその時が訪れると覚悟はしていたが、現実になるとやはりじゅくじたる思いが押し寄せ、いつ呼ばれるにもかかわらず珍しく酒を飲んでしまった。大した量ではないのに回りが早く、何年かぶりで吐いてしまった。
どうやら頭の中と違い、体は正直ならしく、万が一に備えているのか酒を受け付けなくなっていたようだ。
今朝まで連絡はなく様態に変化はないようだ。仕事が休みなのでこれから病院にいってくるつもり。
何事もなかったように目が覚めていればいいのだが・・・