毎年、年度初っ端のGⅠは、何としても当てたいと思うのだが、これが難しい。芝スタート、ワンターンのダートマイルはやはり特殊であり、ペース次第で展開が一変する。
そんな意味で、今日の最終レースは大いに参考になった。先行有利の展開に、最後は溜めに溜めた人気薄の追い込み馬が突っ込んでくる。案外、フェブラリーもそんな展開になる気がする。
逃げるのはドンフランキー、内枠を利してイグナイター、ドゥラエレーデが2、3番手、その後にペプチドナイル、ガイアフォース、ミックファイアが続く。
人気のウィルソンテソーロ、オメガポリスが中団で虎視眈々と抜け出すタイミングを計る。離れた後方に末脚に賭けるセキフウ、レッドディゼル、タガノビューティー、アルファマム、スピーディーキックが待機する。
ペースがさほど上がらなければ、先行勢が粘り、ハイペースになればゴール前で形成が逆転する。
今日の最終レースの結果にフェブラリーのメンバーを当てはめると、先行勢で最も粘りそうなのがドゥラエラーデではなかろうか。イグナイター、ミックファイアーの地方勢も力があるが、スタミナ面ではドゥラが一枚上ではないか。それらを追うのがウィルソンテソーロとオメガギネスだ。あっさり前を捉える場面の当然ある。追い込み勢では、タガノビューティー、セキフウ、スピーディーキックが大外から追いすがる。武蔵野Sを2着まで持ってきたタガノが追い込み勢では人気だが、鋭さでは溜め込んだ時のセキフウが怖い。去年6着と健闘したスピーディーキックにもチャンスがあるだろう。すべてはペース次第だ。
大外からドンフランキーが結構な脚を使ってくるためスローペースは考えにくいだけに、先行馬で前残りがあるとすればドゥラだろう。坂を上り切ったあたりでウィルソンテソーロとオメガギネスがギアを上げる。2頭がドゥラを捉えて前に出たところに追い込み馬が襲い掛かるわけだが、それがタガノビューティーなのかセキフウなのかはたまたスピーディーキックなのか。突き抜けることはないだろうがいずれか1頭は3着に突っ込んできそうだ。
今のところは3連単フォーメで⑭⓹ー④⑤⑭ー④⑤⑭⑧⑩⑫を買うつもりだ。